2020年02月11日

さようならLyle Mays

Pat Metheny Groupのピアニスト/キーボーディストのLyle Mays(ライル・メイズ)が、闘病の末に66歳で亡くなったとのこと。



Pat Metheny Groupは当然ギタリストのPat Methenyがリーダーですが、Lyle Maysもバンドの最初から最後まで在籍したメンバーでもあり、Pat MethenyとLyle Maysのバンド。
Pat Metheny Groupの最後のアルバムは2005年の『The Way Up』でしたが、これ以降で他のグループやセッションでもLyle Maysの名前を見かけることがあまり無かったのは病気のせいだったのか。

客演は意外に多くなかった彼のキャリアですが、Joni Mitchellのライヴ盤/ビデオの『Shadows and Light(1980年)』でPat Metheny・Jaco Pastorius・Michael Brecker・Don Aliasらと共に形成したスーパーバンドは印象深い。



改めて、とんでもないメンバーとそして演奏。この中で存命なのももうJoni MitchellとPat Methenyだけになってしまいましたが。


Lyle Maysは、深い音楽知識と卓越した演奏技術を持った音楽家だったというのが自分の印象。
世間ではやっぱり"Pat Metheny Groupの"Lyle Mays、として見られていたので過小評価されているようにも思うのですが、彼もまたJazzジャイアントの1人だったかと。



ありがとうございました。
さようなら。


今日はこれより前に野村克也氏の訃報も入ってきて、喪失感が大きい。
選手としてはもちろん、日本プロ野球で最高の監督だった野村監督も阪神タイガースの監督時代は結果としては3年連続の最下位で、野村監督の輝かしい監督業の中では汚点ということになってしまうけれど、タイガースファンとして見ると4番新庄・遠山→葛西→遠山・F1セブンと、期待感だけで十分に楽しめた。
野村監督にも、ありがとうございましたとさようならを。 

Posted by toshihiko_watanabe at 21:27│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 音楽 

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