ついに今日は最終組(裏街道の


で、コースに着いてみると濃霧でスタートが30分遅れているという

こちとら渋滞のないうちに早く帰りたいというのに(爆)。
ファイナルQTに通過することが目的となる3rd QT。
通過の望みも一切無いこの位置は、ただの散歩ゴルフ

とはいえ、とりあえずコースでのベストスコアは出して帰ろうというささやかな目的を持ってスタートしたのですが、ピリピリした緊張感のまったくないラウンドの中では、14番ショートホールで池へ左に入れて(左の池から10yがピン位置

次もボギー。次もボギー



インコースは39(Par35)と、こりゃワーストスコアの方が出るんじゃないかと思いましたが、アウトコースに入って1番ロングホールの3打目は、約80yから枝がジャマになりながら低く出すショットでしたが、ピンそばに寄ってバーディー

野々垣プロは、こういう小細工ショットやらせたら天下一品なのですが(爆)。
他に2ホールがピンに寄って、結局3バーディー1ボギーでアウトコースは2アンダーで終了。
特に最終9番ミドルホールは、完璧なティーショット→ピンに向かっていく2ndショットから1mちょいを沈めてバーディーで終了。
後半はやっとラインも当たるようになり、粉砕骨折された自分の心もやや持ち直して72ホールを終了。
まあトータルで見れば、プレイヤー&キャディともに心は完全に折れていますが(汗)。
しかし結果をみて、この会場のファイナルQTへのカットラインが-2とは正直信じられない思い。
相当巧いプレイヤーでも4日間やって-2になるとはどうしても思えないもので。
少なくとも自分の周りの知り合いのツアープレイヤーで、このコースを4日間を-2で回れるプレイヤーはいないですよ。正直に、冷静に判断して

帰りのクルマの中(約3時間


1日競技で勝つ為のスコアを出すのと、4日間競技で通過する為のスコアを考えること。
例えばレギュラーツアーで予選(2日間)を通過する為に出すスコアを考えるのと、優勝する為に出すスコアを考えていくのはすべて違うということで。
今回の3rd QTは『通過』が目的なので、結局は2日目に強く意識した「まずはフェアウェイキープ」というのを第一に考えていかなければならなかったんですよねぇ。
初日は特に、基本的に「曲げず飛ばす為に良いスイングをする」がちょっと出来なかった場合に林に入ってボギー以上、という展開が待っていたもので。
こういう林間コースではまずティーショットで即死しては問題外だったんですよね。
300y飛んだとしても、林に何分の1かの確率で入ってしまうのではすぐにピンチを迎えてしまうわけですし。
よく、
「あいつは300y以上、ハンパなく飛ばしてくる」
とかは聞きますけど、結局ゴルフに一番大事なのは
『いかに狙ったところに打てるか』。
『スゴい飛んでたまに曲がる』プレイヤーよりは、
『確実に狙ったところに打てる』というのがゴルフにはやっぱり大事なんですよねぇ。
スイングも球筋も、結局は再現性の高いもので勝負するのが一番ってことで。
まあカップに沈めるまでがゴルフなので、ラインが読めていないのも問題外ともいえますが(爆)。
心が折れたままの帰りの東北道はすでに夕焼け

途中の蓮田SAで『ラーメン花月』の「塩ラーメン大盛」。
無駄に量が多すぎた

とりあえず上手いプレイヤーしか集まっていない3rd QTで、ハイレベルな技術を至近距離で見られたのは自分としても非常に勉強になりました。
その技が自分に出来るかどうかは別として

なんの力にもなれなかったと本当に切に思いますが、自分なんかを連れて行ってくれた野々垣プロには心から感謝します。