2014年02月25日

Yes / Close To The Edge (Blu-ray)

King CrimsonやEL&Pの旧音源のリマスター&サラウンド化を担当しているPorcupine TreeのSteve Wilsonが、Yesでもサラウンド化を担当した、Yesの1972年のアルバム『Close To The Edge (Blu-ray)(2013年)』。

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去年、SACDハイブリッド盤を購入した際は、マルチトラックのテープは紛失されてもう無いという情報を目にしたのですが、どうやら存在していたよう……。
まあ今回のBlu-ray盤は、Steve Wilsonの解釈がかなり反映されているミックスであった印象だったので、SACDハイブリッド盤の方も無駄にはならないかとは考えていますが。

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盤は、5.1chサラウンドが収録されたBlu-ray盤と、CD盤の2枚。

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CD盤の方は、Steve Wilsonによる2chステレオリミックスを収録。

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そしてBlu-ray盤の方は、さすがに容量に余裕があるとはいえ、5.1chサラウンド・2chステレオリミックス・オリジナルミックス・シングルバージョン・UKビニール版等々かなりの音源を収録。

もちろん個人的に興味があるのは、5.1chサラウンドミックスなわけですが。

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Blu-rayですが動画の収録はなく、モニターに映されるのはこういった静止画。


聴いてみると、先に書いた通りSteve Wilsonの『Close To The Edge』というアルバムへの解釈。
大きく言えば、Yesというバンドはどういうバンドなのかということを彼がどう解釈しているのかが伝わってくるサラウンドミックス。
とにかくコーラスへの比重が大きい。
おそらくSteve Wilsonは、Yesを"コーラスバンド"として捉えている部分が大きいのではないかと想像されるミックスでした。


没テイクからも追加しているのではないかと思われるくらい、コーラスパートは増やされていた印象。
タイトル曲「Close To The Edge」のクライマックスではほぼ周囲が歌声に埋め尽くされて、和音はギターとメロトロンとピアノが歌声の隙間から聴こえてくるというカオス状態。
とはいえ、それが周囲に振り分けられてなんとか各パートを聴き分けられる状態にされているというのは、サラウンドゆえのミックスだったはずですが。

もう一点印象的だったのは、「And You And I」中盤のインストセクションに入ったあたりでのアンビエント感。
今までに聴いたミックスよりも深めのリバーブがかかり、Yesの曲の宇宙的な感触だったりをリミックスで拡大解釈したのかもと。
ギタリストのSteve Howeは、「天を駆けるペガサスのようなYesのサウンド」と発言していたのを目にしたことがありますが(爆)、それを体現したリミックスかもと。



聴く方の心構えによっては、ほぼ違う曲に聴こえてしまうのではというくらいの大胆なサラウンドミックスだったのではと思いますが、個人的には非常に面白いミックスだったと思っています。
まだまだ繰り返し聴いていこうと。
去年購入したSACDハイブリッド盤は、こちらは今までのオリジナルステレオミックスをハイレゾへブラッシュアップした盤ということが確定して、今回のBlu-ray盤の方にもオリジナルミックスは収録されているものの、SACDハイブリッド盤の方もたまに聴き返してみないといけない存在ということになったのかも。  

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2014年02月23日

東金市・麺家一徹

かなり久しぶりの『東金市・麺家一徹』。
家からここへ向かう方面で新しく開通した道路があるので、家から15分程度とけっこう近くなった。

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久しぶりということで、ノーマルの「つけ麺(750円)・麺大盛(200円)」を。
大盛が400g、特盛が600gという設定になっているのだけれど、個人的にはその間の500gがちょうどいいかも。
激盛800gというのは数年前に食べたことがあるけれど、食事ではなくて闘いだった(爆)。

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加水率高めの麺に、動物系と魚介を合わせたつけダレはずっと変わっていない。
魚介の風味が強めなつけダレは、卓上の魚粉を入れるとさらに魚介感が高まるのだけれど、今回はそのまま最後まで完食。

量にはともかく(笑)、味には十分満足。
開店当初(2003年?)の頃は、都内で流行っていた魚介とのダブルスープを千葉の片田舎に持ってきた店という印象だったのですが、つけ麺の流行りが六厘舎系に移った今現在では、逆に新鮮な感も。
なるべく早いうちにまた行きたいと思います。  
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2014年02月19日

大網白里市・ラーメンイレブン

前回ここに載せたのはちょっと前だけれど、そのあとも実はちょこちょこと行っている『大網白里市・ラーメンイレブン』。

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いつも通りの「チャーシューメン(850円)・麺大盛(100円)」。
実はチャーシューが変わっていたので、今回は載せてみた(笑)。 

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変わっていたチャーシューは、見た目もわかりやすいロールチャーシューに。
以前のチャーシューの方が柔らかいので、食感は以前のものの方が好きかも。柔らかすぎて切りにくいとかの事情はあったかと思いますが。
噛みしめることになるので、以前のチャーシューより旨味は感じるかも。

スープは、木曜定休日の直前がいい具合に煮詰まって美味いのではないかと毎回思う(笑)。
3月からは昼(11時半〜14時頃)も営業するそうなので、それによる味の変化もひょっとしたらあるかもと期待。

これからもちょくちょく通っていくと思いまする。  
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2014年02月16日

東金市・水戸屋

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『東金市・水戸屋』で、前回気になった「担々麺(850円)・麺中盛(100円)」 。
ライスはサービス。普段はあまり注文しないのだけれど、辛いものには合うかと思って。

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見た目は、思った以上にスタンダードな(笑)担々麺。
けれど麺は、普通の担々麺がわりと加水率が高いものを使っている印象があるところを、この麺はちょっと加水率低め。
味の強いスープに負けていなくておもしろい。

スープは見た目ほどは辛味が少ない。まあ食べ終わったらそれなりに汗は出るけれど。
辛味を強くし過ぎれば旨味はどうでもよくなってくるので、けっこう注意して味のバランスを取ったのではと予想。
刻みタマネギは、風味は辛味に殺されているけれど食感がアクセントになっていて非常に良い。


かなり美味しかった担々麺でした。
この店では少なくとも、ノーマルラーメン・魚介系・つけ麺・油そばとすでに定期的に食べたいメニューが並んでいるので、ローテーション的に大変ですが(笑)。  
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2014年02月15日

A列車で行こう3D

13日発売の、ニンテンドー3DS用ソフトの『A列車で行こう3D』。

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前作のDS用『A列車で行こうDS』から5年振りの新作。

数年前に続編制作中と発表されてからずっと音沙汰なく、開発は中止になったのではとも言われたものの去年になって発売日が発表されて、1度発売日の延期にはなったもののようやく無事に発売された。

鉄道会社を経営して、収益を出しつつ街を発展させていく(収益を出す為、とも言える)ゲームなのだけど、始まってすぐに街を一巡してわかるとおり、細かい部分にものすごく手が入っている。
建物の種類がかなり増えていたり、樹木や公共物の種類もかなり増加。
見た目からまず違う印象。

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で、シナリオの1〜3がチュートリアルになっていて、前作をやっていれば手をつけなくても大丈夫なようなのだけれど、一応プレイ。
ダイヤは分単位で組めるようになっているし、建物をつくるのに必須の資材の他に資源という新たな存在が。
電車・バスとトラック・路面電車のダイヤ等の設定は、とにかく細かく出来る。
株取引は相変わらず(笑)。

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しかしこのゲームの優秀なところは、そういった細かい部分をやらなくても十分に楽しめるところ。


のめり込まなくても面白く
のめり込めばさらに面白く

という条件を備えた、良ゲーというやつだと思います。


さっきまでにシナリオ3までをクリア。
地形などからすべてを自分の思うままにできるコンストラクションモードが解禁されましたが、とりあえずは用意されているシナリオの方をやっていこうかと思っています。


3DSは、今年はこれで動かしっぱなしになるかも☆  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:42Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 ゲーム 

2014年02月13日

山武市・まるえいラーメン

久しぶりの『山武市・まるえいラーメン』。

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「玉子ラーメン(650円)」麺かためで。

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ラーメン屋と焼肉屋の二枚看板(元々は、焼肉屋のラーメンが独立した)ながら、最近は焼肉に重きを置かれているようで、厨房でもラーメンをつくるのはあと回しにされているようにも感じるのだけれど(汗)、出てくるラーメンは安定していて美味い。
他ではまず食べられないという特殊性もありますが。

いつも通りに替え玉(100円)を2回。
またなるべく間隔を空けすぎずに行ければ。  
Posted by toshihiko_watanabe at 00:32Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 食べ物 

2014年02月12日

岡嶋二人 / 99%の誘拐

岡嶋二人氏の『99%の誘拐(1988年)』。

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これ自体が短編としても成り立つ95ページに渡る第一章と、第一章で誘拐された子供が成長して主役となる第二章以降の2つの誘拐事件が展開される作品。

第一章の犯人も中盤で明かされてしまい、フーダニット(誰が)ではなくハウダニット(どのように)を中心にする組み立て。
第一章の犯人というのはもっと引っ張って最後に明かすということも出来たと思うのですが、それをしなかったのは比重をハウダニットへ完全に傾けたかったせいか。

第二章以降では、完全犯罪としての誘拐を目論むという珍しいテーマでの犯人の姿が描かれるのですが、ノートパソコンだったりの通信を前面に出したやり方は1988年に発表された作品としても非常に先進的だったかと。
当時は「こんなことはありえない」と捉えられてしまったかもしれませんが、今の時代に読んでみるとリアリティは増しているかも。


読み手が推理する場面はあまり無い作品ですが、なにしろテンポが良いし読んでいて非常に面白い作品でした。ほぼ一気に読み通してしまった。
ちょっと時間を置いてからまた読み返してみたいとさえ思っています。
傑作。  
Posted by toshihiko_watanabe at 20:40Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加  

2014年02月09日

東金市・東金大勝軒

『東金市・東金大勝軒』で「こってり大盛あつもり(900円)」。
毎回、量の多すぎる大盛を食べ終わってから軽く体調を悪くしているのだけれど(爆)、今回はかなりお腹が減っていたのでいけるかと思って。

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茹でキャベツとモヤシは今まで無かったような???

ちなみに最近"こってり"の方ばかり選んでいるつけダレは、毎回濃厚な旨味が麺に絡んで美味い。麺には出来不出来があると感じるけれど(笑)。
麺は、打ち方か茹で具合かはわからないけど、麺のフチ(カド?)がぼやける出来の時がある印象。
今回はちょっとぼやけていた方(笑)。


最後はやっぱりいっぱいいっぱいになりながらも、なんとか完食。
やっぱりかなりお腹が減っている状態でないと大盛はキツいよう……。


どうにも客入りの良い印象がないこのお店ですが、個人的には大好きな味なので応援する意味でも通っていきたいと思いまする。  
Posted by toshihiko_watanabe at 22:18Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 食べ物 

2014年02月07日

Boston / Life, Love & Hope

Bostonの、実に11年振りのスタジオアルバム『Life, Love & Hope(2013年)』。
日本盤は、紙ジャケ・SHM-CD仕様にボーナストラック1曲収録ということのよう。

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前作の『Corporate America(2002年)』以来のスタジオアルバムだけれど、2ndアルバム以降はずっと8年に1枚のペースでスタジオ盤をリリースしていたのが、ヴォーカルのBrad Delpが2007年に亡くなったこともあり、ついにそのペースが崩れた。


アルバムの雰囲気は相変わらずのBoston節全開なのだけれど、前作と同じ曲のリマスター版と再録音版(?)が3曲あるので、アルバム通しての印象はちょっと新鮮味に欠けると言うか?
曲調等での、Bostonならではの安心感は感じると思うのですが。

しかしアルバムトータルとしての評価は、やはり残念な出来と言わざるをえないかと。
リーダーのTom Scholzが66歳(3月で67歳)ということもあり、これまでの(だいぶ長い)リリースペースからいってこれがBostonの最後のスタジオアルバムとなる可能性も十分にあるということまで考えると、さらに残念なんですが。
前作『Corporate America』であったちょっと新鮮味のあるアレンジという曲は無かったですし、2ndの『Don't Look Back(1978年)』 のような、超抜けの良いサウンドというものでもなかったですし。


Bostonらしさというものは十分に感じられるアルバムではあるものの、次作に期待するとすればいまだに正式に出ていないライヴCDかライヴ映像の方になってしまうかも。
まあ1stと2ndは個人的にも超名盤(3rdはあまり好きではない(笑))なので、Bostonというバンドはその2枚で評価した方がいいのでしょうが。  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:51Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 CD / DVD / Blu-ray 

2014年02月02日

東金市・ぼのぼの

つけ麺を食べようと思って、色々考えたあげくに『東金市・ぼのぼの』へ。
この近辺だと、『水戸屋』や『東金大勝軒』のつけ麺も当然考えたのだけれど、わりと最近行っていたので。

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で、前回面白かった「黒ラーメン」のつけ麺版の、「黒つけ麺(750円)・麺中盛(100円)」をあつもりで。

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前回と同じように真っ黒(笑)。
実際は上澄みが黒いだけで、下のスープ自体はとんこつ醤油なのですが。
ニンニク好きには好意的に受け入れられると思う味。
ラーメンより濃度がある分、食べていった終盤で若干クドくなった感じはしてしまいましたが。
しかし、相変わらず細麺の美味いつけ麺は貴重。

なかなか面白い見た目と味わいのつけ麺。
また食べてみたいと思います。  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:52Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 食べ物