おかしなことに、こいつの親ネコと同じ命日に。

その親ネコの死因と同じ腎臓病で(ネコの死因の6割が腎臓病だそう)、2年半ほど前から腎臓病用の薬はずっと投与し続けていたのですが、最近になって悪化していって1週間前ほどから食事をすると口の中で引っかかるような症状がヒドくなって最後の3日間はほとんどなにも食べず。
親ネコのときは、死ぬ直前まで通院して点滴(太い注射で一気に投与)だったり家では流動食をつくって無理矢理あげたりしたのですが、いずれもネコにとってはかなりのストレスだったのは間違いなかったので、今回はそういう無理な延命はしないようにしました。
ネコの18歳は人間換算で80歳代くらいになるそうですし、もう十分じゃないかと。

この家で生まれて家で育ったくせにあまり人に懐かず、特に幼児は声が大きいし掴んでくるので大嫌い。
そして超絶臆病で、幼児の声はもちろん雷や花火の音が遠くにでも聴こえると家の中のどこかに潜り込んで消えてしまうというネコでした(汗)。
とはいえトイレ以外でおしっこをすることは無かったしツメ研ぎ用の段ボール以外でツメ研ぎはしなかったし、家の中を暴れまわるタイプではなかったので飼っていてラクなネコだったような。

自分の父親が亡くなってからは一人暮らしになったのでそれまでより世話をする機会も増えて、親ネコが亡くなった4年前からは1人と1匹の生活。
そのままならネコ的に穏やかな余生を迎えるハズだったのが、2年半前に子クロネコを引き取ったことで穏やかな余生どころかサンバカーニバルみたいな騒々しい生活になってしまったのは、一応悪かったなとは思っているのですが(汗)。
もちろん、ノラだったクロネコも見捨てられませんでしたけれども。

業者に来てもらって火葬にして、骨壺は仏壇の前に親ネコと並んで。
仲の良い親子だったので良かったかなと。


一緒にいてくれてありがとう。
さようなら。