ハロルド作石氏の『ストッパー毒島』。
前に読んだことはあったんですが、マンガ喫茶でまた読み返してしまった(爆)。
高校を中退してプロ野球入りするピッチャー、毒島大広が主人公ですが、彼は野球マンガの主人公としては十分な速球を持っているものの、ノーコンで結果を残せず2軍落ちしてみたり、連投で肩を痛がったりといわゆるスーパーマンではない、妙にリアルな部分のあるキャラクター。
実在のプロ野球選手が多く出てきたり、しかも彼らに対する知識と愛情が多く感じられるあたりもこの作品が大好きなんですが。
作品終盤の、キャッチャー佐世保が放ったホームランの画はカッコ良くて美しい。
やっぱり野球マンガの最高峰の1つだと思います
ちなみに作者が現在連載している『7人のシェイクスピア』も読んだんですが、これまた超面白い。
とにかくテンポが良いというのが、この人の描くマンガが好きな理由かなと。