2012年02月05日

ちょっと状況が良くなったのかも

金曜日に父親の手術後の(手術に対する)検査があって、土曜日に担当医師からの検査結果の説明ということで、病院で兄弟夫婦とで集合。


結果としては、とりあえずくも膜下出血に対する手術としては最初に言われている通り"今以上に悪化させない"という手術しか出来ないとのことですが、その手術自体は成功しているとのこと。
また、発症から2週間以内で起こりやすい、脳への動脈が縮んでしまって脳梗塞を起こす「脳血管攣縮(れんしゅく)」も起こらなかったと判断して良いと。
今後の回復度合いは患者本人次第になるものの、治療としては次のステップへ進めるとのことでした。

こちらからは、責任のない発言で良いですし先生の経験からいって、
「生命の危機はある程度は脱しているとみていいのか?」
という質問にも、そう思って大丈夫とはっきり言ってもらったので、それは非常にありがたい。

もちろん現状として意識はないですし、今後重度の障害等が残るのは覚悟はしていますし。
ただ、死と葬儀や相続やらといったことへの覚悟からは、ある程度別の方向に思考を変えていけるということが見えたのは本当に良かった。


生命のという点での確実に来るヤマはまだまだあって、手術した時点から脳が腫れるということで、逃げ場所をつくるために頭蓋骨の一部分が外されたまま。もちろん頭皮は縫合されているんですが。
外された骨は今は冷凍保存されているそうなんですが、今後2週間以内をメドに、それを戻す手術をするとのこと。
で、その際は全身麻酔になるので、それによる血圧の低下などがあり得るので、そこが次のヤマになりえると。
あとは発症1ヶ月後頃に起こる場合のある水頭症など。


まあ意識が戻るのも含めて、父親も我々も1日1日を越えていくしかないのかなと思っています。

Posted by toshihiko_watanabe at 23:33│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 日常 

この記事へのトラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字