今年に入ってからは2月・5月・9月と順調に巻を重ねている、浦沢直樹氏の『BILLY BAT (ビリーバット)第10巻』。
まあ順調に出してくれているわりにはこの巻も買ったまま積んでしまっていて、やっと読んだんですが(汗)。
ここ数巻でも、伏線の回収を行なっているのかと思わせて読者の想像に委ねて放置というような展開が見受けられるのは、浦沢直樹という漫画家が例によって今後に不安を抱かせてくる展開ですが(爆)、ストーリーの展開はそれなりにスピーディーで読んでいて面白いとは思う。今回の巻は、1964年の日本と1924年のアメリカでのストーリーが行き来するという展開。
短いストーリーの紡ぎ方はけっこううまくいっている印象を受けるので、大筋のストーリーを再確認するためにもそろそろ1巻から読み返してみようかなぁと。