2013年02月21日

ジャーニー

来月の、Journey(ジャーニー)の武道館チケット。

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友達に「行く?」と誘われて、「行く!」ということで。


ということで、新ボーカリストのArnel Pineda(アーネル・ピネダ)加入後のスタジオアルバムは持っていなかったので、両方を購入。

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Revelation(2008年)』からすでに新しいボーカルに違和感というものはまったくなし。
まあ2代目ボーカリストのSteve Augeri(スティーヴ・オウジェリー)が歌った、『Arrival(2001年)』『Generations(2005年)』はセールス的には低迷していたようですが、アルバム全体の雰囲気は相変わらずのジャーニーだったし、この人達、特にギタリストのNeal Schon(ニール・ショーン)とキーボーディストのJonathan Cain(ジョナサン・ケイン)の2人は、"ジャーニーに聴こえるサウンドのつくり方"というものを確立していると思うので、同系統の声質のボーカリストが歌う限りはジャーニーのアルバムに出来るんじゃないかと。

前作『Generations』から「Faith In The Heartland」と「Let It Take You Back(「The Place In Your Heart」が改題)」が再録音されて収録されていますが、「Faith In The Heartland」はオリジナル版の方が良いかも。「Let It Take You Back」は再録音版の方が好きですが。

アルバムは2枚組で、過去の代表曲をアーネル・ピネダのボーカルで再録音した11曲がDisc2になっていますが、これは別に要らなかったかと。
アーネル・ピネダの歌は悪くないんですが演奏が妙に硬いし、YouTubeなどで見る限りライヴ版の方が大ベテランバンドに似合わないくらいの勢いがあって(笑)、ずっと良い。


Eclipse(2011年)』は『Revelation』よりヘヴィなサウンドの印象。
レコーディングとツアーを経たアーネル・ピネダの声はさらにバンドに馴染んだと思えて、また初代ボーカリストのSteve Perry(スティーヴ・ペリー)とはまったく違った歌い方なども聴けて、もはや彼がスティーヴ・ペリーの代理では無くなってきている部分も確認出来るんじゃないかと。


しかし、YouTubeでフィリピン人のアーネル・ピネダが歌っているのを見て、連絡を取ったのはニール・ショーンだったらしいのですが、多人種国家のわりになんだかんだで人種差別の国でもあると思えるアメリカのバンドに、アジア人を加入させようと思った彼の決断はけっこうスゴいものなんじゃないかと。
すでに世界的に有名なバンドにアジア人が新たに加入したなんて話は、まず聞いたことがないので。



最後に3代のボーカリストそれぞれのライヴ映像を。
スティーヴ・オウジェリーは、ビデオの音質が悪いということもあるけれど、今聞くとやっぱり声の線が細い。
まあこれも、アーネル・ピネダの声を聞かなければ、スティーヴ・ペリーに続くボーカリストとしては若干物足りないけどまあしょうがない、くらいの印象で済んでいたんでしょうけどね(笑)。
スティーヴ・ペリーはもちろんすばらしいのだけれど、アーネル・ピネダも同じくすばらしい

個人的には「Don't Stop Believin'」は、完璧な曲だと思う。








Posted by toshihiko_watanabe at 22:19│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 CD / DVD / Blu-ray 

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