昨日はJourney(ジャーニー)を観に、日本武道館へ。
武道館の駐車場は、1日停めて500円というのは安くて良い。
一緒に行った友達の知り合いがチケットを取ってくれたのだけれど、席はまさかのアリーナ最前列(汗)。
"A-7"は、"A"が前列からのブロックで"7"が下手(左側)から7番目のブロック。で、"7番"がそのブロックの左から7番目という座席。
メンバーは本当に近いのだけれど席の位置はやや上手よりになるので、下手でキーボード群に囲まれているキーボーディストのジョナサン・ケインだったり、奥にいるドラマーのディーン・カストロノヴォなどはちょっと見にくい。
毎回思うけれど、武道館は2階最前列が全体を見られて一番良いような。もちろんステージに一番近いことでのテンションってのはあったんですが。
18時開場で、18:50頃からはニール・ショーンとジョナサン・ケインの子供達のユニットが前座。19:15くらいに終わって、19:25くらいからジャーニーの演奏がスタート。
1曲目は、TBSでのWBCの放送でも使われている「Separate Ways」。
初めて生で見るフィリピン人のボーカリスト、アーネル・ピネダはちょっと不調なのか?という印象だったんですが、4曲目の「Who's Crying Now」から急に安定してきて、アルバム『Revelation』に付いていたライヴDVDだったりYouTubeで見たのと同じ、伸びに伸びるハイトーンボイスが聴けるように。
「Faithfully」だったり「Open Arms」などのスローな曲を歌い上げられる"歌唱力"は、スティーヴ・ペリーに似た声質かどうかというよりもずっと重要な部分。
動きがエネルギッシュで、なおかつ観客を煽り続けるアーネル・ピネダのパフォーマンスはすばらしかった。
ちなみに数曲でドラムを叩きながら歌っていたディーン・カストロノヴォの歌声はYouTubeなどで聴いて知ってはいましたが、アーネル・ピネダ加入前に新しいボーカリストを探しているときに、なぜ彼にドラムスティックを捨てさせて新しいドラマーの方を探さなかったのかと不思議に思ってしまうくらいのハイトーンボイスとエネルギッシュな歌い方(笑)。
本編最後の「Don't Stop Believin'」では会場が一体になったような気が。
演奏自体も良かったですが、やっぱりスゴい曲なんじゃないかなと。
完全にグレイテストヒッツ的な選曲で、結局アーネル・ピネダが参加して以降の『Revelation』『Eclipse』からの曲を演らなかったのは残念ですし、WOWOWの中継が入っていたせいか21:00ちょうどに終了という1時間半ちょいの演奏時間はちょっと疑問かも。
まあわりあい平均年齢高めの観客には、ちょうどいい時間だった感じもありますけども(爆)。
個人的には、大半の観客を満足させている良いライヴだった印象でした。