2014年11月27日

Yes LIVE@東京ドームシティホール

ということで、25日は『YES(イエス)』のライヴ観戦。
開場時間後に東京ドームシティホールの方へ移動。

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東京ドームシティホールは初めて入ったのだけれど、新しくて会場内はけっこう狭くて(ステージと客席が近いという意味で)良い。
まあ座席の前後も狭くて、人の出入りは大変な感じでしたが。

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ちなみにイエスのライヴを観るのは、前々回の来日の2003年9月以来だったよう。東京国際フォーラムで観たはず。
その前は、1994年10月に日本武道館で。もう20年前だ(汗)。


今回のツアーは、新ヴォーカリストのジョン・デイヴィソンを迎えて制作したスタジオ盤をリリースしてのツアーなのだけれど、『Fragile(1971年)』『Close To The Edge(1972年)』をアルバムの曲順通りに演奏するというのがメインテーマ。
ということで、ABWHのオープニングだった「Young Person's Guide To The Orchestra」をイントロに、いきなり「Close To The Edge」でライヴはスタート。

「Close To The Edge」を生で観たのは実は初めてだったのだけれど、やはりスゴい曲。
アルバム発表当時のバンドの演奏力だったり勢いというものはとうに無いのだけれど(汗)、曲がバンドを引っ張っているようにも感じる。
続く「And You And I」も、このバンドのアコースティックな面とシンフォニックなアレンジが昇華された、やはり素晴らしい曲。

驚かされたのは「Siberian Khatru」。
なんと、遅くない(爆)。というか、少なくとも2000年以降では最速かも。

イエスが、よく言えば円熟悪く言えば衰えたという曲テンポを示現しだしたのは、20年前のメンバー構成に戻してライヴ録音とスタジオ録音で構成されたアルバム『Keys To Ascension(1996年)』からだと思いますが、その1曲目だったライヴテイクの「Siberian Khatru」のテンポが遅かったことが個人的には強い印象。
同じく1曲目に「Siberian Khatru」が置かれた名ライヴ盤『Yessongs(1973年)』のハイテンションと速いテンポとどうしても比べてしまったもので。

今回の演奏は、さすがにテンションは比べられないもののテンポはスタジオ盤より速い?というくらいの演奏で非常に良かった☆
やれば出来るじゃないか、という思いもあったりで、個人的には笑ってしまいましたが。


新作『Heaven & Earth(2014年)』から「Believe Again」「The Game」の2曲を演奏して、『Fragile』全曲へ。

ちなみに、『Fragile』『Close To The Edge』をなぜアルバム発表順に演らないのか?とはちょっと思ったものの、ステージを通してだとこの曲順の方が良いのかも。


アルバム『Fragile』全曲演奏で感じたのは……このアルバムは、バンドの演奏4曲と各メンバー主体の短いソロ曲の組み合わせアルバムだけれど、ソロ曲がやはりライヴでは微妙(爆)。
クリス・スクワイアのベースソロ「The Fish」はやはり彼の独壇場で、ホール中に鳴り響く歪んだリッケンバッカーサウンドはやっぱりものスゴかったけれども。


他のメンバーそれぞれの印象としては、ギターのスティーヴ・ハウは年齢による衰えはさんざん言われていて、自分もそう思っていたのだけれど、演奏を観るとやはり彼でないとならない部分が大きい。
思っていたよりははるかに弾けていたし、今のイエスというバンドトータルのサウンドとしては結局彼でないと成り立たないところが大きいのかと。

ボーカルのジョン・デイヴィソンは、これはもうバンドのイメージをぶち壊さないように歌っていると思うし、非常に伸びのあるハイトーンボーカルに文句を言う部分はないのではないかと。
オリジナルボーカリストのジョン・アンダーソンももう70歳になって、今までのパフォーマンスだったり長期のツアーが難しいということであれば、ジョン・デイヴィソンとイエスを継続していく方が当然の選択肢なのかも。

キーボードのジェフ・ダウンズは、正直微妙(爆)。
彼の得意な演奏スタイルとしては、やっぱり大成功したバンド『エイジア』での白玉を主体としたコードバッキングであろうし、70年代前半のイエスの曲を演奏するにはスタイルが違いすぎてムリがある感が。
弾けなくてフレーズを端折っているのかな?という箇所も多かったし、どうせ演るなら彼が参加しているアルバム『Drama(1980年)』『Fly From Here(2011年)』の方がスタイルを活かせるのではと。

ドラムのアラン・ホワイトは、見ていて全編キツかった(汗)。
ハイテンポな「Siberian Khatru」にも合わせてはいたのだけれど、手が動かないのか全体的にフレーズを端折っている箇所は多かったし、なにより気になったのがアクセントでシンバルを入れない箇所が多かったこと。
ちょっと限界にきているのかなぁと、残念。


ステージの方は「Heart of The Sunrise」で本編が終了して、アンコールは「I've Seen All Good People」と「Owner of A Lonely Heart」。
前日は「Owner of A Lonely Heart」の代わりに「Starship Trooper」だったそうですが。
しかし、アラン・ホワイトが「Starship Trooper」と間違えた???
いったん止まった後に、スティーヴ・ハウが「Owner of A Lonely Heart」のギターリフを弾き始めて強引にスタート(笑)。


「思っていたよりは良かった」というのが大前提なものの、とはいえ満足できるライヴでした。
歳をとったとはいえ、長期のツアーをずっと続けているやっぱりプロのバンドだったなぁと。

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Posted by toshihiko_watanabe at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 音楽 | LIVE

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