2021年11月12日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 13巻(最終巻)

Kindle版で買い続けてきた森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 13巻』。この巻がパ・リーグ編の最終巻。

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前巻が終わったところでは自分は次が最終巻になるとは思っていなくて、主人公の凡田夏之介はFA加入の3年契約3年目の35歳となって、シーズン最終盤にフルタイムナックルボーラーとして再起をかけつつもキャッチャーが捕球出来ないという問題が大きくのしかかっているというところで12巻が終了。
13巻では3年目の契約が終わり、引退か次の球団に移籍するのかというのがテーマになるのかという予想は出来たけれど、中盤で引退試合の話になりつつ最終的にはちょっと意外な展開になって『パ・リーグ』編終了。


最初の『グラゼニ』が全17巻、『グラゼニ 〜東京ドーム編〜』が全15巻、今回の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜』が全13巻で、シリーズ計で45巻。まあまあの長編作品になってきた。
実際のところ、『東京ドーム編』『パ・リーグ編』でそれぞれ中弛みした時期もあったのですが、この最終巻は改めて展開が面白くなっていた。
次期シリーズの『大リーグ編』はまだ連載が始まっていないようですが、また単行本化されたら買っていきたいと思います。  

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2021年08月18日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 12巻

相変わらずKindle版で購入し続けている、森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 12巻』。
Kindleで出る新刊に発売日に気づいていないということは多々あるのだけど、今回は発売日前に気づいて予約(発売日の午前0時にDLされる)。しかし今度はそれをすっかり忘れて1ヶ月近く読まないままに(汗)。
他に読んでいる本が多くあるとはいえ、いよいよアカン感じになってきたなと(爆)。

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ストーリーは、前巻から現実世界を反映してコロナ禍のシーズンという展開となった中、主人公の凡田夏之介はズレ込んだシーズンインへの調整に完全に失敗。
1軍はもちろん落とされた2軍でも結果が出ず、2軍戦でも投げさせてもらえないベテランピッチャーということに。
FA加入の3年契約3年目の35歳になる選手がこうなってしまうとシーズンオフに自由契約になるのだろうなというのは明らかで、育成契約の外国人キャッチャーとともにフルタイムナックルボーラーとして起死回生を図ることに、というのが今巻の内容。

実際日本プロ野球でフルタイムナックルボーラーというのは今までにいないし、発想は面白い。
もちろん実際にはドーム球場が多いのでナックルボーラーには不利だったり、制球が定まらない・ランナーに走られる等々の問題があるあたりが現実的でないのでしょうが。
とはいえせっかくマンガなのだし、リアルでも出来るんじゃあという可能性のひとつを見せてくれる展開になったらいいなと。

実際のところ主人公の凡田夏之介も35歳ということで選手としての終わりは近づいてきているハズ。
引退で完結となるのかその後コーチになるなどで続いて行くのかはわかりませんが、とりあえずは追いかけていこうと。  
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2020年08月18日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 9巻

Kindle版で継続して買っている、森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 9巻』。だいたい3ヶ月ごとに新刊が出ている印象で、もう次の巻が出るのかと毎回ちょっと驚いている(汗)。

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作中のペナントレースは最終盤で、タイトル争いとリーグ優勝が決まるという内容。
メインのストーリーは継投なのでもともとリズム感は生まれやすい展開ですが、それにしてもテンポとリズムが良かった印象。
とはいえ作中の時間はあまり進んでいなくて、今回はお金の話はあまり無し。次巻でも契約更改までいくかどうかなので???
このマンガのオリジナリティーが、プロ野球選手の給料という部分を野球マンガでクローズアップしたということは絶対的にあるので、そろそろお金の話のターンに入るのも期待したいところかと。

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ちなみにAmazonのおすすめで『グラゼニ 〜夏之介の青春〜』というのが。
連載されているのも知らなかったのだけど、『グラゼニ』の主人公の凡田夏之介の中学生時代を描いたスピンオフ作品とのこと。
絵柄とストーリーのあらすじを見て、これはちょっと自分には合わないかなとスルーしましたが……。


そういえば『グラゼニ』の最初のシリーズ(全17巻)では、巻の最後のエピソードが凡田夏之介の高校生時代になっていたけど、あれがちゃんと完結したのかどうかを覚えていない(汗)。
そろそろ最初の『グラゼニ』から読み返してみようかと。  
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2020年05月10日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 8巻

Kindle版で継続して買って読んでいる、森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 8巻』。

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シーズンも終盤に入り、主人公のチームの勝利の方程式を形成していたセットアッパーが不調に。
彼の好調時と比較して過去のピッチングフォームを辿っていくも、最初期の映像は亡くなった人が残したカメラから発掘されるという。
東日本大震災とも絡めた小さなストーリーですが、これはなかなかズルいと思いつつ上手い。
そして主人公の凡田夏之助の最多勝争いとチームの優勝争いが同時進行で、大まかなストーリーの展開もアツい。
ちなみに主人公の凡田夏之助は、最多勝争いといってもクオリティースタート(6回3失点以下)を繰り返してのもので、防御率がやたら高いというのは普通の野球マンガの主人公とはだいぶ違うところ。


とはいえグラゼニシリーズもこれで通算40巻目のハズで、この巻数で完全にダレてはいないというのはスゴいところ。
特に、甲子園モノならともかくプロ野球のシーズンモノなので。
完結まで追いかけていきます。  
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2019年08月07日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 5巻

森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 5巻』。継続してKindle版で購入。
グラゼニシリーズも通算で37巻目のハズ。

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前巻から新しいシーズンに入っていたのだけど、この巻で主に描かれたのは7・8・9回の3イニングを任される3人の若手ピッチャーたち。かつての阪神タイガースのJFKのようなセットアッパーとクローザーの3人ですが。

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3人それぞれの野球選手としての葛藤が描かれている内容。
グラゼニの主人公の凡田夏之助は34歳のシーズンに入っていてこの20代前半の選手たちとは役回りも立場も違ってきていて、今回の若手3人はプロ野球選手の年棒は3桁万円台で相変わらずお金と絡めたストーリーをつくれているというのがスゴい。
主人公の凡田夏之助の年棒の話だけなら、とっくにマンネリになっていておかしくないので。
まだまだシリーズは続いていきそう。  
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2018年08月24日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 1巻

気がつけば『東京ドーム編』が終了して新シリーズに入った、森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 1巻』。相変わらずKindle版で購入。

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グラゼニ』が全17巻、『グラゼニ 〜東京ドーム編〜』が全15巻だったので、今回の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 1巻』が通算で33巻目。

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非常にわかりやすいあらすじ(笑)。

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グラゼニ』シリーズは、野球選手の年俸という部分をクローズアップして描かれている野球マンガなので、1年のうちの重要な試合だったり場面は描かれてもプレイボールからの1球1球を延々と綴っていくことは無いので、他の野球マンガや例えばゴルフマンガなどに比べると展開は速くて、数巻で1年が経過していたりするのが特徴的な部分でまた良いところかと。
1球1球を綴っていくマンガが悪いわけではないのですが、あまりに展開が遅くなってしまうということもよくあるので。


主人公の凡田夏之介は今回の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜』でプロ3球団目の仙台ゴールデンカップスで33歳のシーズンに入っているわけですが、現実のプロ野球選手でも33歳の先発投手というのは結果を残し続けていかないと若手の起用を優先されかねない年齢になりつつあるということもあり、これからどういう展開になるのかに期待。


ちなみに現実世界で今年33歳になる日本人プロ野球選手で左腕投手は、北海道日本ハムファイターズの宮西尚生投手と東京ヤクルトスワローズの成瀬善久投手の2人だけのハズ。
右腕で先発経験のある投手だと、読売ジャイアンツの西村健太朗投手と北海道日本ハムファイターズの村田透投手と東京ヤクルトスワローズの山中浩史投手あたりが加わるくらい。
今日現在で1軍で活躍出来ているのが北海道日本ハムファイターズの宮西尚生投手と村田透投手の2人だけというのは、30代に入ったプロ野球選手の厳しさなのかもしれませんが。
  
Posted by toshihiko_watanabe at 21:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年06月10日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜東京ドーム編〜 11巻

グラゼニ』から引き続き、相変わらずKindle版で買い続けている森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜東京ドーム編〜 11巻』。
『グラゼニ』から通算では28巻目となって、なかなか長く続く作品になりましたが。

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プロ野球選手の年俸であったり契約のことがメインになる、今までなかったタイプの野球マンガの『グラゼニ』シリーズですが、今巻では久しぶりにダイレクトなお金の話。
109話の「人生の損得勘定」では、元々は中継ぎ投手の主人公の凡田夏之介(32歳)がチームから先発転向を打診され、代理人のダーティー桜塚と3〜5年後までのトータル年俸を想定して先発転向と中継ぎのどちらが良いか話し合うというストーリー。
非常に面白かった。


現実のプロ野球の世界では、自分の意思で移籍した選手≒それまでの実績で年俸を上げていった選手というのは、どうも一定の割合のファンから叩かれやすくなっているようで、個人的にはなんだかなぁと思うのですが。
例えば、現時点で日本球界に復帰してから1試合しか登板していない松坂大輔投手の4億円の年俸がどうこう言われるのはもちろん仕方がない面もあるとは思いつつも、ソフトバンク球団はそれまでの実績を評価しての年俸4億円の契約だったのだし、チームが下位に低迷しているのなら福岡ソフトバンクホークスファンには文句を言う筋合いもあるでしょうが、それ以外の外野が騒ぐ話ではないのではないかと。

他にも、国内フリーエージェントにしてもメジャー挑戦にしても、権利を行使(もしくは海外ポスティング)しても獲得する球団が無かったということも当然あることだとは思うのですが、「そら見たことか」「身の程知らず」と言う声が出てくるのもなんだかなぁと。
『グラゼニ』ように、年俸を上げていく機会は活かして当然だと思うし、一般人には理解できない「新しい場所でのチャレンジ」「自発的な環境の変化」というのもあってしかるべきだと思うので。


まあそんなことまで色々と連想させてくれる、相変わらず興味深い作品でした。
また次巻に期待。  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:23Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年11月25日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜東京ドーム編〜 9巻

森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ』。
『グラゼニ』全17巻は最初からKindle版で読んでいきましたが、続編の『グラゼニ 〜東京ドーム編〜』も引き続きKindle版で買っていて、もう9巻。

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相変わらず、プロ野球選手の"お金"の面にスポットライトを当てつつストーリーは進んでいるのですが、この巻では主人公の凡田夏之介の同僚投手の則川の嫁のエピソードだったり、その則川とトレードで入団した河野のエピソードが、今までとはちょっと違う角度から綴られていた印象。
次巻ではまた契約更改のようなので、直球のお金の話になるようですが。

相変わらず楽しみにしている漫画のひとつなので、続巻に期待しています。  
Posted by toshihiko_watanabe at 22:39Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年06月29日

夜に読む

そして今晩は、買ってきたマンガ2冊とAmazon Kindleでダウンロードで買ったマンガを読もうと。

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浦沢直樹の「ビリーバット」11巻は、3月発売だったらしい。
どれだけ本屋に行っていないのだか(汗)。
島本和彦の「アオイホノオ」は、半年に1度新刊が出るので、なんとなく憶えていた。
アダチケイジの「グラゼニ」は、この間既刊すべてをKindle版で購入。新刊もタイミング良く出てくれた。


ところで「ジョジョリオン」の4巻のKindle版は、いつになったら発売されるのだろうか(汗)。  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:41Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加