iPad Pro 12.9インチモデルに買い換えてから、画面が大きくなったしということで再度読み返していた安彦良和氏の『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』シリーズ全24巻(Kindle版)。
改めて読み返してみると、本編の中で見開き2ページというのはほぼなくて、縦表示1ページで読み進められた。
12.9インチというのはほぼA4なので、このサイズでマンガを表示させると迫力がある。
そしてこの『THE ORIGIN』の意義は、アニメ版のファーストガンダムのストーリーの矛盾点不自然点を解決させつつ、約10年前からのシャアとセイラの生い立ちを描いたことでのストーリーの補完。
9〜14巻がシャア・セイラ編ですが、このパートのおかげでシャア(キャスバル)とセイラ(アルテイシア)はもちろん、ランバ・ラルとハモンやザビ家一族そしてララァへの思い入れが深まるのは間違いないので。
本来のストーリーとしては、時系列通りにシャア・セイラ編から1年戦争に入っていく方が自然なのですが。
そういう意味でも、劇場版の『THE ORIGIN』はシャア・セイラ編のストーリーでいったん完結しているものの、このままファーストガンダムのリメイクをしてくれればキレイにつながるのですが。
『閃光のハサウェイ 三部作』と『Gのレコンギスタ』の劇場版が製作中なので、おそらく『THE ORIGIN』のアニメ化はこれで完結ということなのでしょうけれども。
ちなみにその劇場版『THE ORIGIN』を全13回に再編集して放送してきた、TV版の『THE ORIGIN』は今夜が最終回。
追加のシーンがあるわけではなくて多少のカットがあるだけなので、劇場版全6作を観ていれば十分なのですが、しかしOP曲とED曲のチョイスはなかなかズルくて良かった(笑)。
第1弾ED曲「めぐりあい」
第2弾ED曲「水の星へ愛をこめて」
第3弾OP曲「Beyond The Time」