2010年08月27日

実況パワフルプロ野球2010(PS3版)

先月中旬に出たPS3ソフト『実況パワフルプロ野球2010』は、家にいて他にやることが無いときは延々とやってます(汗)。

PP2010

ネット等で見られる感想では、PS3になって映像はキレイになったけど、なぜか削られた部分が多すぎて「次作に期待」という評価が多く見受けられる今作ですが(爆)。

CIMG2928

まあこのメニュー画面からも、1人のプロ野球選手の生活を送れる"マイライフ"や"ホームラン競争"などが前作までより削られていますけど。


ただ自分は、阪神タイガースを使ってのペナントレースを全部手動でひたすらやるっていうのが自分の中のパワプロなんで、モードが減ったことにはそんなに不満はないです(爆)。
選手をつくる"サクセス"でさえそんなにやらないくらいなんで。

今作の前にやったパワプロはPS2版の『12(2004年)』ですが、一昨年くらいまではその『12』をやっていましたし。
ペナントレースをやり続けて、10年が限度だったのでしょうがなく終わらせたんですが(汗)。


で、今作は評判悪い中にも「野球部分は良く出来てる」という評価も見受けられるのですが、全試合自分でやって、ペナント2年目で交流戦に入っている自分の印象だと、操作する野球部分もけっこうどうしようもない退化部分があり

CIMG2927

まず守備で操作する選手を切り替えられなくなったのは毎回気になりますけどね。右中間にボールが飛んで、俊足で肩の良いセンターにボールを捕らせたいけど、ライトを操作しなきゃならないとか。
あと、コンピュータがバッターのとき、大きく外してボールにした球もカーソル外のバットに当ててファールにしてしまうというのも。

なんか"興ざめ"ってシーンが多いんですよねぇ。悔しいとかいう感情より脱力感が先にきてしまうという。


試合以外に、ペナントレースを進める中でも、相変わらず選手登録枠は少ないし、他チームはトレードも外国人選手の獲得もトライアウトでの選手の獲得もしてこない。
相変わらずなんだかなぁと思う部分が多いわけですが。

CIMG2925

PS3になって映像部分がキレイになったのと、選手の顔がデフォルメされながら再現されるようになったのは良いと思うんですけどね。
リアルな野球ゲーム路線は、同じコナミの『プロ野球スピリッツ』があるからいい、とはよく聞きますが、パワプロは"記号化された野球選手"というテーマを強調しつつ進化していってもらいたいとも思うので。


まあなんにしても他にやるゲームもないので、しばらくはやっているとは思うんですけど(汗)。
ただこの程度のレベルのものしかつくらないんであれば、中古を買った方が良いと思います。
次作に期待とか毎回言っているから、コナミも調子に乗るんじゃないかとも思わされるんで(怒)。

とりあえず今作の全体的な印象は、以前のものに比べると3歩進んで3歩下がった感じですかね。
水前寺清子の歌よりは前進していないですよ(爆)。
  

Posted by toshihiko_watanabe at 23:58Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加