2010年03月31日

なかいま強 / 黄金のラフ 28巻

Golden Rough28

なかいま強
氏の『黄金のラフ 28巻』。
既刊は全部持っていて、最近出たこの28巻ももちろん買ったのですが。

1芸はあるものの、致命的な欠点も持つ3人の
プロゴルファーチームを組んでツアーに挑戦していくというストーリーのこの漫画。
日本のレギュラーツアー→マンデートーナメント→USネイションワイドツアー→USPGAレギュラーツアー
とストーリーは進んでいっているのですが、他の有名ゴルフ漫画『
風の大地』と同じように、巻が進むとややマンネリになっていっている感はあるのですが(汗)。

ただ他のゴルフ漫画と違うのは、元プロゴルファーの帯同キャディとの会話が常にあるのと共に、他のプレイヤーも帯同キャディとの二人三脚が描かれていること。
これは今までのゴルフ漫画とはけっこう違う部分だとは思うのですが。

ジャンボ尾崎模した「マイト竿崎」、立場はタイガー・ウッズも見た目とキャラはジェームス・ブラウン(ゲロッパ)という『ムーベス・ジェラウン』という、濃いキャラクターの2人と最終日最終組をラウンド中のこの28巻。


ゴルフの究極のプレーが、

ショートホールでの
ホールインワン
ミドルホールでの
チップインイーグル
ロングホールでの2オン
イーグル
ロングホールでの
アルバトロス

となってしまう以上、ゴルフ漫画では結局それらが頻繁に起こる事態になってしまうというのは(特に実際にゴルフをプレーする人にとっては)、リアリティの欠如ということで醒めてしまうのはある程度はしょうがないとしても、
ストーリーの展開としてはまだ楽しめる内容でこの巻まできているかと。

現在のUSPGAツアーでの試合が終わってから、どうするのかというのはまず気になるところですが。

1巻から一気読みした方が面白い作品だとは思いますが、まずは続巻を待ちたいと思います。
現在最終日の14番ホールをプレー中。

あと4ホールちょいで、2冊くらいはかかるんですかねぇ
  

Posted by toshihiko_watanabe at 01:39Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加