Fleetwood Mac(フリートウッド・マック)の『Tango In The Night(1987年)』の、今年発売のリマスター盤。
このアルバムは持っていなくて、聴くのは今回が初めて。
ただ、このアルバムからベスト盤の『Greatest Hits(1988年)』に収録された曲は多くて、1/3くらいの曲は聴いたことがあった。
大ヒットした11枚目のアルバム『Rumours(1977年)』以降続いた、バンドの全盛期最後とも言われる18枚目のアルバム。
アルバム発表後に、音楽的なリーダーだったLindsey Buckingham(リンジー・バッキンガム)が脱退してしまったように、バンドの最後の煌めきがこのアルバムだったのかもしれませんが、出来はすばらしいのではないかと。
というか、ベスト盤にも収録されていたシングルカットされた曲がそれぞれすばらしい。
まあベスト盤ですでに聴いたことがある曲が多いと、それらの曲が収録されたオリジナルアルバムをあとから聴いてもちゃんとアルバムとして聴けないのは今回も同じだったのですが。
ベスト盤の『Greatest Hits』はMacのiTunesに取り込んだ音源しか無かったので、この『Tango In The Night』もiTunesに取り込んで一応聴き比べてみましたが、今回のリマスター盤とのサウンドの違いは正直あまりわからなかった(汗)。
たぶんリマスターをしなくても、もともと悪いサウンドではなかったと思うのですが。
音質のことはともかく、通して44分というのはアルバムとして聴きやすいですし、しばらく聴き続けていくと思います。