2011年02月19日

Sarah McLachlan / Laws of Illusion

ちょっと前に買った、サラ・マクラクランのアルバム『Laws of Illusion(2010年)』。

LOI

サラ・マクラクランは大好きな女性ミュージシャンで、特に『Surfacing(1997年)』以降のアルバムは素晴らしいものが多いと思っています。
まあちょっと寡作の部類に入る人なので、『Surfacing』以降のスタジオ盤は今作で4枚目ですが。

今作では、リズム面で前作までとはちょっと違った感触がありましたが、ドラムを叩いていた夫と離婚したことによりドラマーが交代したことで変化が起こったのかと。まあ基本的には良い変化だと思いましたが(笑)。

全曲水準以上の出来で、演奏者・スタッフ共にプロフェッショナルの仕事という感じは受けますが、『Surfacing』や『Afterglow(2004年)』のように、アルバムの中で強力な重力を持つ強い曲がちょっと足りない感も。
サラ・マクラクランなら、また名盤の中での名曲をつくってくれるのではないかとハードルを上げてしまっている部分もあるかもしれんですけどね。

もちろん、それなり以上に完成度は高いアルバムだと思いますし、安心して聴ける1枚だと思います。
  

Posted by toshihiko_watanabe at 23:03Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加