2012年02月15日

機材話 / Gibson Les Paul Standard

一応今のメインのエレクトリックギターの、ギブソンレスポール スタンダード
1992年製なので今年でちょうど20年(驚)。

CIMG3206

数年前に友達から買ったのですが、もっと前の高校生の頃に自分の部屋に長いこと置きっぱなしだった時期もあったりしたギター。
その時期も含めて置かれていた環境があまり良くなかったようで(爆)、ネックが若干波打ち気味に反っていたり打ちキズが多かったり。
バインディング(ボディを縁取っているセルロイド)の割れはまあしょうがないんですが。劣化してだいぶ色が変わっているのも。

最初に手にした時と今も変わらず思うのは、やっぱり重い(爆)。
重いわりに生音だとボディの鳴りが悪いようにも思うんですが、これは自分が結局はベーシストなのでしょうがないのかも。ベースギターのボディの振動とは当然違いますし。

アンプにつなげれば普通にレスポールらしいサウンドでは鳴るので、デモ製作での使用がメインですがこれからも自分のメインのエレクトリックギターとして使っていくんじゃないかと。
いつかこのギターを持って、あらためてギタリストとしてライヴをやってみたいという願望もあるんですけれども。
あとは全体的なリフィニッシュ(再塗装)もいずれはしてやりたいなぁと。


ところで最近のレスポールはボディの杢目(もくめ)を活かすとかで、ピックガード無しというのがノーマルの状態で売られているらしいんですが、このギターのピックガードは単純にもとの所有者の友達が無くした(爆)。
虎目バリバリとかではないながらこのギターの杢目はけっこう好きなものの、レスポールにはデザイン的にピックガードがあった方が良いと思っていたので、つい先日純正品ではないもののピックガードを買って付けてみました。

CIMG4981

普通は位置を合わせてネジ穴を開けて取り付けるらしいんですが、元々はピックガードがあったのでネジ穴はある。
なので、そのネジ穴に合わせてピックガードを取り付けるという少しイレギュラーな取り付けになってしまいました。まあそうそうボディに余計な穴は開けたくないですし。

結局ピックガードの方を少し削ったり、取り付け金具をちょっと曲げたりしてなんとか完成。ちょっと無理矢理付けた感もあるんですが(汗)。
ピックガードのカラーはアイボリーで、バインディングの方が劣化して濃いクリーム色に変色しているのに比べてしまうとそこも違和感ですが、まあこれはこれでとりあえず良いかなぁと。


倒してしまうとヘッドがポッキリいきやすい、最近の地震なんかにはかなり気を使っていないといけないレスポールですが、今回取り付けたピックガードが経年劣化でいい具合の色に変化していくように長く弾いていけたらと思います。  

Posted by toshihiko_watanabe at 23:57Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加