先日行けた、今年2月以来の『千葉市若葉区・中華そば亀喜屋』。
ちょっと前に、ここからクルマで10分ほどの距離にある『八街市・焼き干し中華そば 澪つくし』で食べた「中華そば薄口醤油」が非常にハイレベルな美味しさで、そしてこの『亀喜屋』と同系統のスープだったので味を覚えているうちに食べ比べてみたいと思っていたのだけれど、たまたま時間が合う機会があったので向かってみた。
13時50分着で閉店時間まではまだ余裕があったものの、その分行列の可能性も。ただ非常に運が良く店内は若干空いていたくらいで、並ばずにすぐ着席。このあとどんどんお客は入店してきてほぼ満席になったので、本当に運が良かった。
「つけそば」はいずれいってみたいとずっと思っているのだけど今回は『澪つくし』との食べ比べということがあったので、まったく迷わずに「ワンタン麺大(1100円)・味付け玉子(100円)」で。
いつも通りに見た目がすでに美味しそう。
スープはしっかりとした魚介ダシのネオ中華そばと呼ばれるタイプのもの。ガツンとではなくじんわりとした美味さが実に良い。
麺はしっかりめのコシの強さがある中太麺。 噛みしめるとスープの味わいよりも麺の小麦の味わいの方が若干立つようなバランスで、これが実に良いなと。
肉がしっかりと詰まっていながら皮は薄めのワンタンは、たぶん単品でも十分に美味い。例えば油そばとワンタンスープという組み合わせも十分にアリなんじゃないかと。
スープに浮いているネギはけっこう量が多くて、レンゲでネギを拾っているうちにスープもかなり減らしてしまった。
大盛りの麺はしっかりとした量があって満足。美味しいものでお腹いっぱいになれるのはとても幸せ。
『澪つくし』の「中華そば薄口醤油」との比較だけれど、淡麗系の中華そばというところは同系統ではあるけれど味はまあまあ違う。『澪つくし』の方がちょっと繊細な味わいという印象で、『亀喜屋』の方が味の強さというところはあるのかなと。あと『亀喜屋』のスープは多く浮いているネギの風味と味わいが加わっているというところも。
なんにしてもどちらもハイレベルでとても美味しいスープで、自分には優劣は付けられない。
両店ともに昼のみの営業だけれど行ける機会は一応ある。これだけハイレベルなラーメンを食べさせてくれるお店が自分の行動圏にあるという幸運は活かしていきたいので、今後も行ける機会は逃さないようにしていきたいなと。