昨日はユニコーンのライヴを観に日本武道館へ。東京都内に入ったのが1年2ヶ月ぶりだった……。
ちょっと早めに向かって、秋葉原とお茶の水のあたりをウロウロ。最後はお茶の水から歩いて向かった。
『ツアー2021 ドライブしようよ』の最終公演。コロナ禍でのツアーということで全27公演とユニコーンのツアーとしては少ない本数だし、客数も定員の半分ほど。
今年8月発売のアルバム『ツイス島&シャウ島』に封入の武道館公演先行予約に応募してみたら当選したのだけど、席は2階の上手側。武道館でいうと東入口。横からの急角度でステージを眺めるアングルで、眺めもともかくスピーカーとはまったく相対していない席。
客電が落ちる直前のアリーナ席。ひとつおきに空席があるので、武道館のコンサートとしてはちょっと変な感じがする。実際自分の周りだと、周囲にギチギチに人がいないのはちょっと良かったなとも思うのですが。
予定の18時を10分ほど遅れて客電が落ちて開始。
セットリスト。
01. ZG
02. WAO!
03. スペースカーボーイズ
04. 紅CAR
05. 短歌のやつ
06. 西の外れの物語
07. R&R はぐれ侍
08. ロックンローラーのバラード
09. 夢 Me Tender
10. ミレー
11. Go Back Is Alright!
12. 米米米
13. Boys & Girls
14. チラーRhythm
15. オレンジジュース
16. 服部
17. ツイス島 & シャウ島
18. RRQ
19. KEEP ON ROCK'N ROLL
アルバム『ツイス島&シャウ島』収録の13曲はすべて演奏。解散前の曲は「服部」ただ1曲のみ。
この年代のバンドが演奏するのはベストヒッツ的な選曲になって、ツアー前にリリースしたニューアルバムからの曲は全然入ってこないというのがよくありがちなやつだと思うのですが、相変わらずスゴいなと。
ロックンロールをテーマにした『ツイス島&シャウ島』、そしてそのツアーもロックンロールをテーマにして、最後の曲が「KEEP ON ROCK'N ROLL」(『イーガジャケジョロ(2014年)』収録)というのも実に美しい。
アンコールも終わってメンバーが下手に退場していくところで、最後に残って深々とお辞儀をするのはいつも通りメンバー最年長の川西幸一さん。最後の最後に拍手が一段と大きくなって、結局このバンドのリーダーは川西さんなんだなということを毎回感じるし、たぶん観ている人のほとんどがそう思っているんじゃないかと。まあ28年前に最初に脱退したのは川西さんで、その後バンドは解散したのですが(爆)。
客電がつくまでにずいぶん時間がかかるなと思っていたら、ステージ両サイドのモニターの映像は続いていて、来年またツアーをやるとの告知が。ずっと拍手だけで軽い笑い声以外は出ていなかった客席も、この一瞬だけはさすがにどよめいた。
武道館の外で号外的に配っていたチラシ。2022年2月からの全国ツアー15公演で、ライヴハウスを会場にするよう。
しかしスピンオフツアーというのは聞いたことがないし、EBI & Unicornという名義はいったいなんなのか。今後は手島いさむとUnicornとかABEDON with Unicornとかでやることもあるのか。
ともあれ面白いなとは思うし行ってみたいなとも。来年には観客もデカい声が出せるようになっていれば良いなとは思うのですが。
ユニコーンは2年に1度アルバムを出してツアーをやってというのが再結成後の基本的なスケジュールだったのですが、コロナ禍でそれを崩していくのかも。なにはともあれ自分が一番影響を受けたバンドだしそしてまだ続いているバンド。今後も追いかけていこうと。