2023年04月14日

機材話 / 楽器の整理

自分が最初にエレクトリックベースギターを買ったのがちょうど30年前で、それ以降にもらい物の安物のアコギやエレクトリックギターを人にあげたことはあったのだけど、他に売却したりしたものはなかったので楽器は増えていく一方。
さすがに長いこと弾いていないものや今後も弾く機会が無さそうな楽器も出てきてここ数年は整理を考えていたのだけど、楽器屋やリサイクルショップの実店舗で買い取ってもらうならラクだけれどそれだと二束三文の値しかつかないのは明らかで、しかしネットで売却するとなると発送の手間やらが面倒なのもまた明らかで、なかなか実行に移せず。
とはいえいつかはやらなければということで、先月についにヤフオクに3本を出品。

IMG_4444D 14

Ibanezの5弦エレクトリックベースギターのEDA905。2003年に楽器店で新品で購入して、2009年くらいまではLiveで使っていたよう。定価が約10万円でそれを6万円台で購入したような。
購入した理由は、自分のメインのエレクトリックベースギターの1973年製Fender JazzBassをボディーのリフィニッシュ(再塗装)に出すことになって何ヶ月か手元にない状況になることになったのと、5弦ベースも持っておこうかということで。
ネックの幅が広いのは自分の好みではなかったのだけど、3.8kgと軽いのと抱えたときにバランスが良いというのは良かった。

IMG_4449D

買ったときに付いていたコントロールノブの説明のパネルがあって、自分の物持ちの良さに驚く。マグネティックのピックアップと振動を直接拾うピエゾピックアップのそれぞれのサウンドをミックス出来るというシステム。マグネティック10 : ピエゾ3くらいのバランスで使っていましたが。
ただネック幅の狭いFender JazzBassのほうが自分には明らかに弾きやすくて、サウンドもさすがにJazzBassの方が良いので出番は減少していって、もう10年以上弾いていなかった。

IMG_4432D

YAMAHAのエレクトリックガットギターのAEX500NS。NSはナイロンストリングスのことのハズ。2005年くらいに楽器店で新品で購入。定価は不明で、購入価格は5万円くらいだったような。
アコースティックのデュオを組むことになって、アコギ2本というのもありがちなので自分の方はガットギターが良いかなと思って購入。エレクトリックギターのようなソリッドボディー(穴が空いていない)でハウリングを起こしにくいので音量を大きく出来るというのは良かったのだけれど、やたらとすぐ劣化する弦の交換は面倒だし、デュオの組み合わせもアコギ2本で別に良かったなということにはすぐ気づいた(爆)。
Liveでも数回使用したけれどそもそも絶対にガットギターでなければという曲もあまりなく、このあとにアコースティックギターを買って以降は完全に出番が無くなってこれも10年以上弾いていなかった。

IMG_4454D IMG_5134

Ibanezの5弦エレクトリックベースギターのATK315。2018年にヤフオクで約3万円で購入(中古)。買った理由はFender JazzBassが1973年製ということでヴィンテージと呼ばれる世代になっていってしまい、壊れたり盗まれたりすると代えが効かないというものになってしまって外に持ち出す機会は減らそうかということで。
この楽器についてはブログでも何度か書いてきた。





上記2本の楽器と違って、これは直近までずっと現役だった。3月に久しぶりにスタジオに入ったときもこの楽器を持っていっていたし、当然手入れもしていたのでペグなどの金属パーツもキレイ。

IMG_4456D

ただ最初に抱えたときからわかっていたのだけど、重すぎた。EDA905が3.8kg、Fender JazzBassが4.0kgのところ、このATK315は4.8kg。
ギグバッグに入れて背負って移動しているだけでもかなり疲れたし、立って弾いていると正直体調が悪くなっていくレベル。3月のスタジオは2時間だったのですがやっぱりキツいなと痛烈に思って、売却することに。
1弦にハイC弦を張るセッティングにしていたのですが、さすがにヤフオクに出品するときには5弦がローBの普通の5弦ベースのセッティングに戻しておいた。

IMG_4575

3本ともに入札が入って、すべて落札された。
EDA905が意外に伸びたなという印象。20年前の楽器で状態が良いものは少なくなってきているらしく、ちょい希少価値があるということで値段が上がったよう。オークションならではというところか。
送料を出品者負担にしているし落札システム手数料の8.8%も引かれるので、実際に受け取った金額はこの80%くらいですが。


今回3本を整理出来て、これで自分が所有している弦楽器は全部で7本。これらはすべて現役で用途がダブったりもしていないので、今のところさらに整理していくつもりは無し。
売却金を軍資金の一部にして、そのうちに軽い5弦ベースを買おうかと思っています。  

Posted by toshihiko_watanabe at 22:18Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年03月28日

機材話 / Ibanez Q54

買ったのは去年なのだけどそういえばここに書いていなかったギターの話を。
IbanezのQ54というヘッドレスギター。

IMG_2524D IMG_2525D

自分が高校生の頃に最初に所有した(誰かにもらった)エレキギターもSteinbergerのライセンスを受けたHohnerというメーカーのヘッドレスギターで、それは両側ボールエンドの専用弦が高価だったりを理由に友達にあげてしまったのだけど、ヘッドレスギターにはずっと興味があってここ数年はヤフオクで本物のSteinbergerを探していたり。
ただグラファイト素材時代のSteinbergerとなるともう30年以上前のものとなってくるし、希少価値で価格は高くなってきているし状態もわからないということでなかなか購入には踏み切れず。最近のSteinbergerのSynapseというモデルは気になっていたのだけど木製だし、そしてあっという間に生産終了になってしまった。


で、IbanezにQ(Quest)シリーズというヘッドレスギターのモデルがあるということを知って、これを購入してみようかということに。設計だけでいえば最新のギターの方が良くなっていっているに決まっているというのが自分の考えなので。



ピックアップがS-S-H(シングルコイル-シングルコイル-ハムバッカー)とH-H(ハムバッカー-ハムバッカー)と、フレットが斜めに打たれているSlanted Fletsと普通に真っ直ぐなフレットというそれぞれの組み合わせでモデルが分かれているのだけど、自分はGibsonのLesPaul(H-H)とFender Stratocaster(S-S-S)を所有しているのでピックアップ配列が被らないS-S-Hで。
そしてFan Fletsならわかるけれどすべてが同じ角度で斜めになっているSlanted Fletsというのは弾きやすいイメージが特に湧かなかったので、結果モデルはQ54ということに。ボディーが真っ黒なのは地味でイヤだったので、シーフォームグリーンのカラーの方を選択。まあこれは実際に見てみるとチープな印象はあったのですが。


そしてYahoo!ショッピングで19%ポイントバックになる日を待って注文(汗)。楽器を買うときは必ず試奏してからという人も多いのだろうけど、LesPaulやStratocasterなら1つの楽器屋で同じモデルで数本の弾き比べが出来るけれどこういうギターはおそらく同じお店には1本しかないので、このモデルと決めていたら試奏の意味は無い。あと、エレクトリックギターはどうせエフェクターとアンプでサウンドが大きく変化することが前提なので、ギター本体の鳴りにはそこまで意味がないという考えに年々なりつつあるのも。


到着してギター本体を持った瞬間、超軽い。
自分が他に持っているGibson LesPaulが4.2kg、Fender Stratocasterが3.6kgのところ、このIbanez Q54は2.4kg。
ブリッジ側のストラップピンは1弦側と6弦側に2つ付いているのだけど、6弦側にストラップを付けるとまあ普通のギターを抱えている感覚。1弦側にストラップを付けると普通とはちょっと違うヘッド側が立つバランス感覚があって、そして指板が少し見やすくなる角度になるので自分にはこちらが良いかなと。
そして最近のギターらしく当たり前に弾きやすい。

スクリーンショット 2023-04-04 13.58.15

ピックアップセレクターは5段階だけれど、スイッチのオンオフで計9種類の組み合わせが出来て多彩なサウンドが。ギター本体のサウンドとしてはちょいハイファイな明るいサウンドという印象。

IMG_2526D

ネック先端の弦をロックする部分は通常弦対応。
届いてしばらくして指板にオイルを塗るために弦を外して同じ弦を張り直しているときに、抜けたらマズいのでレンチでギッチリと締めたら締めすぎたようで、チューニング中に1弦がここから切れた。余っている1弦があったので貼り直したらまた締めすぎだったようで新品なのにチューニング中に切れるという……弦を潰して固定しているので、どちらかというと締めすぎに注意した方がいいよう。もちろん締めつけが緩ければ抜けたりチューニングが狂ったりするのだけど。


軽いし弾きやすいしで文句はまったくなし。軽いというのは家で手に取りやすいということにも気づいた。ボディーのカラーはナチュラルの方が好きなのだけどまあ見慣れてきたし、気に入らなければ塗装を落とすということも出来るので。
アームが付いていたらFender Stratocasterを手放せたかなとも思うけれど、まあエレクトリックギターは3本あってもいいかなと。家での録音のときはGibson LesPaulをメインにしつつ使い分けると思いますが、もし外で弾く機会があるとしたら軽いこのギターを持っていくかなと。
  
Posted by toshihiko_watanabe at 22:20Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年08月15日

機材話 / NS Design NXT4

ちょっと前にヤフオクでエレクトリックダブルベース(コントラバス)を衝動落札。
かつてスタインバーガーをつくったネッド・スタインバーガーのNS DesignのNXT4というモデル。NS Designブランドの中では廉価版らしい。
新品定価が17万円前後のところ、中古で88000円+送料5500円(北海道から)。一応入札の前に相場は調べて、この額ならまあ安いんじゃないかということは確認。

IMG_0221

届いてみるとなんとなく想像していたものよりけっこう大きい(汗)。
エレクトリックベースギターと比べても存在感がある。
まあコントラバスのボディー部分が無いので、縦には長くても横幅がないので実際のところはけっこうコンパクトなのですが。

IMG_0230

説明書は付属していなくて、ネットで探してもまったく見つからず。最近は説明書はメーカーがPDFで公開していたりするのがほとんどのハズが。
で、楽器店のHPでコントロール類のことが書かれているのを発見。動画も4本載せられていてこれは役に立った。



ツマミが上からボリュームとトーンというのは自分で触ってすぐわかったのだけど、その下のスイッチは上がアルコ(弓弾き)下がピチカート(指弾き)用ということらしい。
ただここと他のHPでもピックアップはアクティブと記載されているのを見たのだけど、裏蓋を開けてみるとバッテリーは入っていないのでアクティブということはない。
右のネジがブリッジの高さ調整なのだけどそこにケーブルがつながっていて、ピックアップはブリッジから音を拾っているピエゾのみ。

IMG_0227

ダブルベースに触ったことは一応あるのだけどその程度で、所有していたこともないので完全にシロート。
正直両手の親指の位置さえわからないので習いに行こうかとも思ったのだけど、この田舎ではコントラバスを教えているようなところは見つからず。
ということでありがちだけれどYouTubeで検索することに。



この動画などで指の位置やらを学習。左手はローポジションの押弦では薬指を使わないようなのだけど、エレクトリックベースギター歴28年の癖がジャマをして全然ムリ……無意識に薬指で押弦してしまう。
まあちゃんと音が出ていれば良いだろうとも思いつつ。


ちなみに検索していく中でStanley Clarkeの演奏が引っかかったのだけど、変態的なソロの演奏でまったく参考にはならなかった(爆)。



20数年前に学生だった頃に人生で唯一エレクトリックベースギターを習っていた時期があるのですが、ジャズのベーシストだったその先生には「ダブルベースを弾くならちゃんとしたものを弾け、最初からエレクトリックのダブルベースとかダメ」と言われていてそれはずっと覚えているのだけど、とはいえダブルベースを所有するのはまだしも運搬とかは超大変だしこのままだと一生手を出さずに終わるだろうなと。
だったらまがいモノでも近い音が出るのなら触っておきたいかなと思ったので。
まあこのNS Designのものはエレクトリックダブルベースの中でも"デカいフレットレスベースギター"と評されているようで、本物のダブルベースからさらに離れている弾き具合らしいのですが。

IMG_0275D

録音もしてみたけれどサンズアンプはエレクトリックダブルベースにも有効。まあエレクトリックベースギターに比べてのアコースティックっぽさというのは薄れるけれど。
アルコ(弓弾き)もやってみたいのだけど、弓が2万円以上するし握り方のジャーマンとフレンチの違いさえわかっていない。さすがに習いに行かないとムリそうで、とりあえずはいずれの話にしておこうかと。


正直、なにかの曲に必要だから買ったというわけではないのだけど、いずれ楽器が曲を導いてくれることもあるかと。
最初全然弾けていなかったのがちょっとマシになってきているのは面白くもあるし、この歳で新しい楽器の演奏にチャレンジ出来ていることは良いことだなと思うようにしておきます。  
Posted by toshihiko_watanabe at 22:31Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年03月14日

機材話 / BOSS WL-20

ちょっと前に購入して使用している、BOSSのワイヤレスギターシステムの『WL-20』。

IMG_6677

IMG_6678

ギター/ベースギターとアンプの接続をワイヤレスでというのは、自分が楽器を弾き始めた高校生の頃から憧れではあったのだけど、その頃のワイヤレスシステムは安くてもまだ10万円以上という時代。
で、そこまでの金額を払ってという気は無かったのですっかり忘れていたものの、2018年にBOSSが発売したこの『WL-20』は約2万円。
シールドと比べての遅延や音質の変化などはわからないのでちょっと不安もあったものの、この値段なら最悪失敗してもいいかということで購入。
ちなみに今回もYahoo!ショッピングでの購入でポイント(PayPayとTポイント)30%付与という意味不明なことになっていたので、ちょっと使用してからでもダメならヤフオクで売却すればトントンくらいにはなるハズ。


『WL-20』はパッシブピックアップ用ということになっていて、『WL-20L』がアクティブピックアップ用。
自分が今現在外でメインで弾いているIbanezのATK315はアクティブピックアップなのですが、他に所有しているエレクトリックギター/ベースギター4本はパッシブピックアップなので、『WL-20』の方にしてみました。


充電は送信機受信機それぞれ単体ででも出来るのだけど、普通は2つを合体させてUSBケーブルで一緒に充電。

IMG_6859

IMG_6880

サウンドの遅延は実感としてはまったくわからず。数値としては2.3msという遅延はあるそうなのだけど、音速が秒速約340mなので約80cmの遅延ということになる。80cm先の人の口の動きと声がズレて聴こえるかというとそんなわけもなく。
音質は、ちょっとハイファイな感じになってしまう印象。シールドだと絶対にある音質劣化(ハイ落ち)が無くなってしまうので、この『WL-20』は3mのシールドで接続したときを再現したケーブルトーンシミュレーションという機能が付いているのですが、それでもシールド使用時より高域が目立って聴こえるような。ギター/ベースギターにおいては、音質が良ければ良いサウンドというわけでもないというのが難しいところ。
 『WL-20L』はケーブルトーンシミュレーションが非搭載。
まあ高域が出てしまっている音質は、アンプの方でシールド使用時よりもトレブルを削って対処。


GibsonのLesPaul Standardに装着。

IMG_6951

FenderのJazzBassに装着。 

IMG_6952

それぞれでまったく問題無し。
で、 IbanezのATK315に装着してみるとサウンドがおかしい。
ひどく下品に歪んでいるサウンドで、低域がスッカスカな歪みなので問題外のサウンド。
メーカーのHPを検索してみると、アクティブピックアップのギター/ベースギターでは高周波ノイズが乗る場合があって、その場合は延長ケーブルで送信機を楽器本体から離すという対処法が掲載。
これは、たぶんアクティブピックアップ用となっている『WL-20L』でも同じ症状が出てしまうように思うのですが。

2020-03-14 22.48.06

自分のケースは高周波ノイズではなかったけれど、その通りに接続してみるとたしかにクリーンなサウンドに。
変換アダプターを持っていたのですぐ試せて良かったですが。

IMG_6953

これで送信機をストラップにマジックテープでくくりつけて使っていくかと思ったけれど、やっぱり取り回しがちょっと面倒。
で、これも持っていたステレオ-モノの変換プラグをかましてみるとこの状態でも大丈夫。

IMG_6954

しかしさすがに飛び出ている感がスゴかったので、L字型の変換プラグを購入。
これでやっと実用的に。

IMG_6955

実際には、膝に当たらないこっちの向きで使用していますが。

IMG_6956

家で弾いていてもそうだし、スタジオで弾いていてもワイヤレスというのは超快適。
足元のシールドの絡まりというのが当然無いし、楽器のジャック部分の接触不良からのノイズも無い。
家でデモを録るのにも、この遅延の実感の無さならシールドよりワイヤレスということもひょっとしたらありなのかなと思っていますが。
今のところ不満は一切無し。導入して本当に良かった機材だなと。  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:21Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年11月07日

機材話 / steinberg UR44C

自分はMacに接続するオーディオインターフェースはここ10年くらいはRolandのものを使ってきたのだけど、先月発売になったsteinbergの『UR44C』に買い替えてみました。
steinbergとYAMAHAの共同開発らしい。

IMG_6152

IMG_6116

これ以前に使っていたRolandの『Rubix24』は使い勝手には問題はなかったものの、入力が2chで本当に最小限。
今回の『UR44C』は入力6chで、ウチのRoland V-Drums(ステレオ2ch)を使う環境なら、他にギターで1ch・ベースで1ch・ボーカルマイクで1chというようなバンド構成でも同時にすべてを一度に録れるように。
というかそのために今回買って、実際録ってみてまあまあ上手くいったかなと。


たぶん自分が今まで使ってきたオーディオインターフェースはすべてバスパワー対応(ACアダプタが要らない)だったと思うのですが、今回は付属のUSB Type-A→USB Type-CのUSBケーブルだとバスパワー非対応でACアダプタが必要。
別でUSB Type-C→USB Type-C(3.1 Gen2)のUSBケーブルを購入して、バスパワーで駆動出来るように。やっぱりケーブルは少ない方がいいので。
音質に関しては特に良い悪いの感想はなく、自分には『Rubix24』との違いはよくわからず。まあちゃんと比べたら優劣はあるのでしょうが。

IMG_6137

48Vのファンタム電源供給には当然対応しているので、サンズアンプに電源供給も出来る。
パラレルアウトで2系統で出力してベースギターを録音。まあこれはこのオーディオインターフェースでなくても出来ることですが。

IMG_6149

オーディオインターフェースとは関係ないけれど、そういえば最近ちょっとタンバリンは上手くなったかも。数曲録ったあとは右腕がパンパンになるので、なかなかツライ楽器だなと毎回思っていますが(汗)。


とりあえず使い勝手に問題はないですし、入力6chということでバンド全体でも同時に録れるようになったということもあり、当分使っていけそうかなと。
現行のmacOSのCatalinaにはまだ対応していなくて使用不可能になってしまうという情報もあって、ファームウェアのアップデートが出るまではmacOSのアップデートは控えておこうかなということはあるものの。

IMG_6153

ちなみにAmazonでも楽天市場でもYahooショッピングでも最安の値段は同じ33660円だったのですが、Yahooショッピングでは5の付く日のキャンペーンだとか自分はYahooプレミアム会員なのでそれで上乗せされるポイントもあるとはいえ、約33000円の買い物に約7000ポイント(Tポイント(通常ポイント)とPayPayボーナスライト(期間限定))が付くというおかしなことに(汗)。
  
Posted by toshihiko_watanabe at 22:56Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年09月29日

機材話 / ベース弦

自分のベースギターを買って弾き始めて今年で26年。ちなみに今の天皇陛下の結婚の儀の日に買った(1993年6月9日)。
ずっと思っていて、そしてよっぽどお金が有り余っているベーシスト以外はみな思っていることだと思うけれど、
"ベース弦は高い( ꒪⌓꒪)"

ギター弦は1セット1000円以下で買えるところが、ベース弦は2000円前後。
そして劣化は同じようにする。まあギター弦よりは切れにくくはありますが。


高校生の頃は、
「劣化して死んだ弦を煮ると復活する」
なんてのは当然やっていて、ただ自分のベースギターは普通にブリッジに弦を通すタイプで弦を外すにはそれなりに手間がかかったし(ブリッジに引っ掛けるタイプならラク)、鍋で煮ると汚れが落ちるおかげか一瞬新品の弦のようなギラギラした音色が復活するのだけど、かなりの短時間でまた死んでそして煮る前よりも死んだんじゃないかというような音色になった記憶しかない(爆)。


そして根本的に弦交換というのが面倒なので、"値段は普通のベース弦の2倍だけれど寿命は3倍"というような謳い文句だったコーティング弦のエリクサーには飛びついて、弾いた感触にも問題は感じなかったのでそのまま完全にエリクサー弦に移行。指ざわりはけっこう違うのですが、自分はむしろコーティング弦の方が指が痛くなくて良かったので。
たしかエリクサーの最初の発売は1997年だけれど、ほぼその頃から使っている。
そして今現在自分が所有しているギター/ベースギターにはすべて張られているという。


で、今回はエリクサーのベース弦を2セット購入。
1セット4000円台なので、2セット買うと出費が大きくてちょっとビビる(汗)。

IMG_5873

まあ今はベース弦の弦交換は年に2〜3回程度になってきているので、これでまたしばらくは弦交換もせずに済むのですが。
エリクサーは正直どのタイミングで弦が死んだかというのは判断が難しいので、よっぽど明らかにサステインがなくなったかコーティングのささくれが目立つようになったら交換ということにしていますが。


Gibsonなどの超有名ギターメーカーでも経営破綻してしまったりしているというのは、新品のギターがあまり売れなくてそしてお金は中古市場の中で回ってしまうその会社のヴィンテージギターの評価が高すぎる点にあると思うのですが。
自分でも、どうせ同じ金額を出すのなら新品のハイクラスのギターよりは50年代60年代のヴィンテージギターを選んでしまうかなとは思ってしまいますし。

そんな中、弦という消耗品にはまだ可能性は残されているような。
例えばノンコーティングで(コーティング弦の感触がイヤという人もいるよう)弦の寿命が今までより伸びたとなれば、多少高くなってもそれに替える人はいるんじゃないかと。


とりあえず自分としては現状はエリクサーに満足。
とはいえ、いつかはまたこちらがビックリするような新しいベース弦というものが出てきてくれればいいなと思っていますが。
  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:00Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年04月07日

機材話 / KORG PitchCrow-G

たぶん10数年ぶりに新しく買ったチューナー。
KORG(コルグ)の『PitchCrow-G』という、弦楽器のヘッドに挟んで使用するクリップタイプのチューナー。
本体も小さいのだけれど箱も小さかったので、比較として右隣にiPhoneのACアダプタを。

IMG_2129

ボタン電池はこんなところに。普通に気づいたけれど、ここにあるというのは説明書には書いていなかったような(汗)。

IMG_2130

クリップチューナーは初めて使ったのだけれど、実に便利で良い(笑)。
自分が今まで使っていたシールドでつなぐタイプのチューナーは、スタジオでもステージでもDIかアンプにつながっているシールドを抜いてつなぐか、ボリュームペダル等から分けて出力しないといけないのだけれど、そういう手間が無くなるのはとても良い。
遅くとも、アコギで1人で演っていたころには買っておくべきだった(爆)。


ギターとベースとでそれぞれこんな感じに。画面の向きはそれなりに動かせる。

IMG_2499

IMG_2501

IMG_2504

スイッチを入れて反応しだすまでにほんの一瞬だけれどタイムラグがあって、自分のクセでチューナーのスイッチを入れると同時に弦を弾いてしまっているので待つ時間があるんですが、これはこっちが合わせるしかないか。
本当にもっと早くに買っておくべきモノでした。  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:23Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年09月14日

機材話 / Simon&Patrick (MJ CW)

以前のMySpaceのブログでも書いていたのですが、自分が使っている楽器・機材の話を不定期で思い出したように書いていまして。

今回は自分が主にソロで活動の時に使用している、エレクトリックアコースティックギターの紹介を。

CIMG1341

2年程前に近所の楽器店で購入した、Simon&Patrick(サイモン&パトリック)というカナダのメーカーのエレアコ(MJ CW)。
「長く使える」ということを条件に(さすがに予算に限度はあるけれど)、だいたい5〜15万円の予算でその店にあったその価格帯のエレアコをすべて弾いたのですが、たしか7万円台だったこのギターの音が飛び抜けて良かったので即決。

明らかに他の、もっと値段の高いギターよりも、音が明るくてしかも低域もボワっとしていないという非常に自分好みの音。
ステージで使うことを考えて、エレアコの中で選んでいましたが、やっぱり生音が良くてなんぼだと思っているので。

はっきり言ってSimon&Patrickなんてメーカーはそれまで聞いたことがなくて、今でも周りの人間に聞いてもほとんど知っている人はいないのですが(汗)。


メーカーのサイトでも使用アーティストが、

「チャットモンチーのギタリスト」はいいとして、

「スウェーデンの女性シンガーソングライター、Lisa Miskovsky」

……誰だ(爆)。


まあ少なくとも自分が持っているこの1本に関しては、マイクを立てての録音でも非常に良いサウンドで鳴ってくれていますし、
ステージでギターにシールドを挿してのエレアコサウンドも、ピエゾピックアップのイコライザーの帯域設定が良いからか、なかなか扱いやすく。


塗装されていないボディ裏面・ネックは、これまでステージでの自分の汗を吸ってきていると思いますが、これからも吸っていってもらおうと思っています。
冷や汗も多々ありますが(汗)。

DSC01823
↑画像は去年の春のライヴ


来月最初の日曜日に都内でソロライヴが決定していますので、またこのギターと一緒にステージに立つと思います。
詳細はまたのちほど。  
Posted by toshihiko_watanabe at 22:57Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加