2024年01月26日

荒木飛呂彦 / ザ・ジョジョランズ 2巻

最近また電子書籍での積ん読が増えてしまっていて、去年の12月発売にも関わらずようやく読んだ、荒木飛呂彦氏の『ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ 2巻』。

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1巻の途中から続いていた岸辺露伴(もう書いてもいいかと)との闘いが終わって、脱出してのネコのスタンドとの連戦。岸辺露伴から奪った溶岩がまずはストーリーのキーアイテムだけれど、まだまだ見えてこないことばかり。
展開はかなりスピーディーだし、そのわりに月刊誌での連載なので1話のページ数が多いというのが意外という感覚にもなる。あっという間に読み終えてしまって、これは要は面白いということなのだろうなと。


『ジョジョリオン』でもそうだったけれど、もはや各登場人物がなぜスタンドを使えるのかということは説明されなさそうで(笑)、とはいえネコがなぜスタンド使いなのかは知りたいところだけれど、「そういうものだから」で終わりそう。
まあなんでも説明が必要なわけではないし、細部は謎のままでもまったく構わないとも思うけれど。

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1巻が9月発売で2巻が12月発売というのは意外なハイペースという印象なのだけど、これが続くのなら3巻は3月か4月か。
正直2巻はものすごく気になるところで終わっているので、3巻を楽しみにしていよう。  

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2023年09月20日

荒木飛呂彦 / ザ・ジョジョランズ 1巻

先月発売の、荒木飛呂彦氏の『ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ 1巻』。今年2月から連載が始まってようやく第1巻が発売。

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自分は第1部〜第6部までは紙の文庫本で所有していて、それ以降の第7部『スティールボールラン』と第8部『ジョジョリオン』はKindle版で全巻購入。今回も当然Kindle版で購入していくことに。

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舞台はジョジョシリーズでは初めての土地となるハワイ。そして主人公は今のところギャングのような組織に所属して犯罪に手を染める、善悪でいえば悪の側という立場。杜王町が舞台だった第4部に続く第5部はイタリアギャングの話だったので、再度杜王町が舞台だった第8部の次はアウトローな話となるのかという連想はしてしまうところ。

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今回は序盤ですでに家系図の一部が見せられるけれど、『ジョジョリオン』と矛盾はなくつながっているストーリーなのかなと。時系列などはまだまだわからないけれど。
特に問題なのが、3話から登場する過去作のアイツ。第7部以降は歴史が一巡して過去作のキャラクターは名前や姿を変えて再登場しているけれどアイツは名前も見た目もスタンドもまったく変わりなく、そして第8部では登場していなかったのはどうなっていたのか等々。

とりあえず主人公たちのキャラクターはまだわからないけれど、過去作のアイツのおかげで一気に引き込まれたような。第1巻としてかなり面白い。
『ジョジョリオン』は10年に渡っての連載でジョジョシリーズでは最長だったけれど、『ザ・ジョジョランズ』が同じような連載期間になるとするとちょっと恐ろしくはある。とはいえ、次巻は年末年始あたりの発売だろうけどすでに楽しみ。  
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2023年07月21日

森高夕次・足立金太郎 / グラゼニ 〜大リーグ編〜 4巻

森高夕次・原作/足立金太郎・漫画の『グラゼニ 〜大リーグ編〜 4巻』は今日発売。Kindle版で予約していたので、日付が変わった深夜0時にDLされた。

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主人公はメジャーのスプリングキャンプに招待選手として参加してからオープン戦を経て、今巻の序盤でついにメジャー契約。そしてメジャーでのシーズン初登板というのが4巻の内容。
序盤でのノックアウトを警戒して初回から投手コーチがブルペンの中継ぎピッチャーに肩を作らせているのだけど、意外に好投してしかも少ない球数でイニングを消化していってしまうので、中継ぎピッチャーに球数を投げさせられなくなっていくのは面白い(笑)。これは現実にもありそう。
しかしこれはずっとそうなのだけど、圧倒的な剛球で無双するというような主人公ではないのでそこそこ打たれて失点はしているし、いつメッタ打ちにあっても別におかしくはないという緊張感はずっとある。
試合の途中で5巻に続くとなってしまったけど、まあテンポも良く面白い第4巻だった。続巻に期待。

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ちなみに以前まとめ買いした『紛争でしたら八田まで』の最新13巻も今日発売で予約購入していたのだけど、まだ1巻も読んでいないという。『マガポケ』アプリで12巻の途中まで読んでしまっているし、内容をそこそこ忘れてしまってから読み返していくつもりだったのですが、13巻は完全に未読の内容。
そろそろ1巻から読んでいこうかと。  
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2022年07月13日

森高夕次・足立金太郎 / グラゼニ 〜大リーグ編〜 1巻

森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜大リーグ編〜 1巻』。『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜』が終了してのその続編。
4月発売なのだけど、Kindle版で発売日に買ったにも関わらずだいぶ時間が経過……電子書籍でも結局積ん読をやってしまっている。

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目次にあるあらすじが非常にわかりやすい。
主人公は招待選手としてメジャー契約を目指してスプリングキャンプに参加しているのだけど、同じ招待選手でかつてメジャーで100億円近くを稼いでいながら今は破産寸前という選手の存在はなにかリアル(汗)。

とりあえず、主人公の年齢からいってもメジャー契約出来なければ引退となって話は終わってしまうのでメジャーのマウンドで投げることにはなるのだろうけど、ストーリーの展開は難しそう。そもそも無双投球をしていく野球マンガではないし。
そのあたりは、今までのシリーズより展開が楽しみかなと。
この第1巻が4月発売なのでもう近いうちに第2巻が出てしまいそうですが、今まで通りに追いかけていきます。

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2021年11月12日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 13巻(最終巻)

Kindle版で買い続けてきた森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 13巻』。この巻がパ・リーグ編の最終巻。

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前巻が終わったところでは自分は次が最終巻になるとは思っていなくて、主人公の凡田夏之介はFA加入の3年契約3年目の35歳となって、シーズン最終盤にフルタイムナックルボーラーとして再起をかけつつもキャッチャーが捕球出来ないという問題が大きくのしかかっているというところで12巻が終了。
13巻では3年目の契約が終わり、引退か次の球団に移籍するのかというのがテーマになるのかという予想は出来たけれど、中盤で引退試合の話になりつつ最終的にはちょっと意外な展開になって『パ・リーグ』編終了。


最初の『グラゼニ』が全17巻、『グラゼニ 〜東京ドーム編〜』が全15巻、今回の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜』が全13巻で、シリーズ計で45巻。まあまあの長編作品になってきた。
実際のところ、『東京ドーム編』『パ・リーグ編』でそれぞれ中弛みした時期もあったのですが、この最終巻は改めて展開が面白くなっていた。
次期シリーズの『大リーグ編』はまだ連載が始まっていないようですが、また単行本化されたら買っていきたいと思います。  
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2021年09月17日

荒木飛呂彦 / ジョジョリオン 27巻(最終巻)

今日発売の、荒木飛呂彦氏の『ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン 27巻』。Kindle版での予約購入なので、日付が変わったところでダウンロードされてそのまま読んだ。

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2011年に連載が始まった『ジョジョリオン』もついに最終巻。
連載期間10年というのは最長だし、コミックスの巻数も第7部『スティールボールラン』の24巻を超えて最大に。
ジョジョシリーズは、第4部を除いて主人公たちが目的地≒ラスボスのいる地まで旅をするというストーリーとなっているのですが、この第8部は第4部と同じく杜王町の中でストーリーが展開。なのでジョジョシリーズとしてはちょっと趣の違うストーリー進行となった。
最終巻はラストバトルの最終盤がメインなのですが、「ラヂオ・ガガ事件(1941年)」は第1部のような印象があってちょっと驚いた。


作品を通しての全体的なストーリー展開としては、やや散漫かつ難解そして盛り上がりに欠けるというところはあったという印象。
盛り上がりに欠けた原因のひとつとしては、ラスボスの"透龍(とおる)"の想いや目的がよく見えてこなかったからかなと。カーズ・ディオ・吉良吉影・ディアボロ・プッチ神父・大統領と比べてもかなり違うタイプのラスボスだった。
最終的な読後感は悪くなかったものの、ラストバトルで気がついたら死んでいた仲間たちがけっこういたり、吉良吉影(定助と融合した方の)の母親の吉良・ホリー・ジョースターはどうなったんだっけ???等々はあとから気になるのですが。
すでに荒木飛呂彦氏から第9部『JOJO LANDS(仮)』が予告されていて、そちらで解決されるのかもしれないものの。第6部の最後で時が加速して一巡した世界が第7部となりそして第8部とまっすぐつながってきているので、第9部もつながっているストーリーになる可能性が高いんじゃないかと。


新刊が出るたびに前巻を読み返していましたが、最初から読み返したのはもうけっこう前。最初から最後まで通して読むと印象が変わる作品なんじゃないかという予感はしている。
『JOJO LANDS(仮)』に期待しつつ、まずは『ジョジョリオン』を読み返してみたいと思います。  
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2021年08月18日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 12巻

相変わらずKindle版で購入し続けている、森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 12巻』。
Kindleで出る新刊に発売日に気づいていないということは多々あるのだけど、今回は発売日前に気づいて予約(発売日の午前0時にDLされる)。しかし今度はそれをすっかり忘れて1ヶ月近く読まないままに(汗)。
他に読んでいる本が多くあるとはいえ、いよいよアカン感じになってきたなと(爆)。

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ストーリーは、前巻から現実世界を反映してコロナ禍のシーズンという展開となった中、主人公の凡田夏之介はズレ込んだシーズンインへの調整に完全に失敗。
1軍はもちろん落とされた2軍でも結果が出ず、2軍戦でも投げさせてもらえないベテランピッチャーということに。
FA加入の3年契約3年目の35歳になる選手がこうなってしまうとシーズンオフに自由契約になるのだろうなというのは明らかで、育成契約の外国人キャッチャーとともにフルタイムナックルボーラーとして起死回生を図ることに、というのが今巻の内容。

実際日本プロ野球でフルタイムナックルボーラーというのは今までにいないし、発想は面白い。
もちろん実際にはドーム球場が多いのでナックルボーラーには不利だったり、制球が定まらない・ランナーに走られる等々の問題があるあたりが現実的でないのでしょうが。
とはいえせっかくマンガなのだし、リアルでも出来るんじゃあという可能性のひとつを見せてくれる展開になったらいいなと。

実際のところ主人公の凡田夏之介も35歳ということで選手としての終わりは近づいてきているハズ。
引退で完結となるのかその後コーチになるなどで続いて行くのかはわかりませんが、とりあえずは追いかけていこうと。  
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2021年05月23日

荒木飛呂彦 / ジョジョリオン 26巻

先週水曜発売の、荒木飛呂彦氏の『ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン 26巻』。発売日までKindle版はAmazonで検索しても出てこなかったので予約出来なかったのだけど、発売日には購入出来るようになった。

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前巻の最後に、26巻は2021年初夏発売予定とあったけれど予定通りか。27巻は秋になるハズ。

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ジョジョシリーズは見開きのページが多いけれど、iPad Pro 12.9インチモデルだと横向きにしてもコミックスサイズで読めるのが良い。

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26巻の内容は、前巻から続く"透龍(とおる)"とのバトル。
スタンドを追いかけるだけで"厄災(死につながる)"が襲ってくるというのは歴代トップクラスのタチの悪さ。
ジョジョシリーズがスタンドバトルとなって以降のラスボスはすべて"時"を操る能力を持ったスタンド使いだったのだけれど、今回はついにそのパターンからは外れるのかもしくはさらなるラスボスが現れるのか。
ジョジョリオンも連載開始して今年で10年目になったのと、コミックスの巻数も第7部の『スティールボールラン』が24巻で完結だったのをすでに超えて最長のものとなっているけれど。


ちなみに5月20日に『ベルセルク』の作者の三浦建太郎氏が亡くなられたことが伝えられたけど、長編作品が未完のまま終わりを迎えてしまうというのは作者も読者も無念の思いということになる。


ジョジョシリーズもすでに連載開始から35年。荒木飛呂彦氏も60歳を超えて、まあこの人が亡くなるということは今現在は想像もつかないのですがいつかは絶対に来ること。
最後は完結するかキリの良いところで終わってくれれば良いなとは思うものの、小説などでも未完で終わったものはいくつもあるしそれはそれで仕方がないのかなとも思う。
まずはこちらが生きていなければという話でもあるのですが(汗)。
今買い続けているマンガ作品はあまり多くないですが、新刊を読むたびに頑張って次巻まではまず生きていようとは思っている。  
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2020年12月24日

荒木飛呂彦 / ジョジョリオン 25巻

先週発売の、荒木飛呂彦氏の『ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン 25巻』。今までどおりにKindle版で購入。

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23巻が今年4月の発売で24巻が10月の発売。ずっと5〜6ヶ月のペースで刊行されてきたのだけど、この25巻は24巻から2ヶ月での刊行。
25巻の続き(103話)がそのまま今月号の『ウルトラジャンプ』で読めるらしいので、なにか企画が進行中なのかもしれませんが。

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この巻のストーリーは、病院での院長とのバトルと東方邸での出来事の2元。岩人間の生態の説明があったのもともかく、院長の正体が判明したのが最大のサプライズか。
ストーリー自体はあまり進行していないのだけど、テンポは良かったのでダレている印象は受けず。

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前巻から2ヶ月での刊行だったけれど、次巻は来年初夏の発売予定だそう。ということは半年くらい空く可能性もありそうな(汗)。
続きはかなり気になっているのですが、まあ待つしかないので。
そろそろまた1巻から一気読みしてみようかとも。  
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2020年08月18日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 9巻

Kindle版で継続して買っている、森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 9巻』。だいたい3ヶ月ごとに新刊が出ている印象で、もう次の巻が出るのかと毎回ちょっと驚いている(汗)。

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作中のペナントレースは最終盤で、タイトル争いとリーグ優勝が決まるという内容。
メインのストーリーは継投なのでもともとリズム感は生まれやすい展開ですが、それにしてもテンポとリズムが良かった印象。
とはいえ作中の時間はあまり進んでいなくて、今回はお金の話はあまり無し。次巻でも契約更改までいくかどうかなので???
このマンガのオリジナリティーが、プロ野球選手の給料という部分を野球マンガでクローズアップしたということは絶対的にあるので、そろそろお金の話のターンに入るのも期待したいところかと。

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ちなみにAmazonのおすすめで『グラゼニ 〜夏之介の青春〜』というのが。
連載されているのも知らなかったのだけど、『グラゼニ』の主人公の凡田夏之介の中学生時代を描いたスピンオフ作品とのこと。
絵柄とストーリーのあらすじを見て、これはちょっと自分には合わないかなとスルーしましたが……。


そういえば『グラゼニ』の最初のシリーズ(全17巻)では、巻の最後のエピソードが凡田夏之介の高校生時代になっていたけど、あれがちゃんと完結したのかどうかを覚えていない(汗)。
そろそろ最初の『グラゼニ』から読み返してみようかと。  
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2020年05月10日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 8巻

Kindle版で継続して買って読んでいる、森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 8巻』。

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シーズンも終盤に入り、主人公のチームの勝利の方程式を形成していたセットアッパーが不調に。
彼の好調時と比較して過去のピッチングフォームを辿っていくも、最初期の映像は亡くなった人が残したカメラから発掘されるという。
東日本大震災とも絡めた小さなストーリーですが、これはなかなかズルいと思いつつ上手い。
そして主人公の凡田夏之助の最多勝争いとチームの優勝争いが同時進行で、大まかなストーリーの展開もアツい。
ちなみに主人公の凡田夏之助は、最多勝争いといってもクオリティースタート(6回3失点以下)を繰り返してのもので、防御率がやたら高いというのは普通の野球マンガの主人公とはだいぶ違うところ。


とはいえグラゼニシリーズもこれで通算40巻目のハズで、この巻数で完全にダレてはいないというのはスゴいところ。
特に、甲子園モノならともかくプロ野球のシーズンモノなので。
完結まで追いかけていきます。  
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2020年04月23日

荒木飛呂彦 / ジョジョリオン 23巻

先週発売になった、荒木飛呂彦氏の『ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン 23巻』。
相変わらずKindle版で購入。

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ジョジョシリーズは第7部の『スティールボールラン』が24巻で最長だったのだけれど、『ジョジョリオン』はどうやらそれを超えていくよう。次巻で完結するとはさすがに思えないので。
今巻では、東方つるぎの発病に東方定助の一部が岩化というストーリーの進行はあったものの、そのスピードはゆっくりという印象。
今までのジョジョシリーズではラスボスとの闘いがクライマックスとなっていたわけだけれど、今回のラスボスが"院長"なのかもまだわからず。

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だいたい5ヶ月ごとの刊行というペースになっているので、次巻が出るのは10月前後か。
まあ読者としては追いかけていくしかないので。  
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2019年08月07日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 5巻

森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 5巻』。継続してKindle版で購入。
グラゼニシリーズも通算で37巻目のハズ。

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前巻から新しいシーズンに入っていたのだけど、この巻で主に描かれたのは7・8・9回の3イニングを任される3人の若手ピッチャーたち。かつての阪神タイガースのJFKのようなセットアッパーとクローザーの3人ですが。

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3人それぞれの野球選手としての葛藤が描かれている内容。
グラゼニの主人公の凡田夏之助は34歳のシーズンに入っていてこの20代前半の選手たちとは役回りも立場も違ってきていて、今回の若手3人はプロ野球選手の年棒は3桁万円台で相変わらずお金と絡めたストーリーをつくれているというのがスゴい。
主人公の凡田夏之助の年棒の話だけなら、とっくにマンネリになっていておかしくないので。
まだまだシリーズは続いていきそう。  
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2019年07月30日

荒木飛呂彦 / ジョジョリオン 21巻

先々週に発売になった、荒木飛呂彦氏の『ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン 21巻』。

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ジョジョシリーズは、第6部ストーンオーシャンまでの完結はコミックスで最大で18巻。第7部のスティールボールランが24巻。
第8部のジョジョリオンが今巻で21巻でそろそろストーリーの後半に入っていてもおかしくはないのですが、この巻で出てきた新しい登場人物の"院長"がはたしてシリーズのラスボスになるのか、そういう誰かを倒してストーリーが完結するというのとは別なものになるのか。
今回も謎は残されたまま次巻に続くなわけですが。
年3冊くらいのペースで刊行されているので次巻は年末頃。また続巻を楽しみに。

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先々月に買い替えた12.9インチiPad Proでジョジョリオンの新刊を読むのはこの巻からなのですが、12.9インチだと横表示にして見開きの2ページで見づらくないサイズで読んでいけるのはやっぱり良い。
ジョジョシリーズは見開き2ページで描かれていることも多いので。
改めて最初から読み返そうかとも。  
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2018年08月24日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 1巻

気がつけば『東京ドーム編』が終了して新シリーズに入った、森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 1巻』。相変わらずKindle版で購入。

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グラゼニ』が全17巻、『グラゼニ 〜東京ドーム編〜』が全15巻だったので、今回の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜 1巻』が通算で33巻目。

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非常にわかりやすいあらすじ(笑)。

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グラゼニ』シリーズは、野球選手の年俸という部分をクローズアップして描かれている野球マンガなので、1年のうちの重要な試合だったり場面は描かれてもプレイボールからの1球1球を延々と綴っていくことは無いので、他の野球マンガや例えばゴルフマンガなどに比べると展開は速くて、数巻で1年が経過していたりするのが特徴的な部分でまた良いところかと。
1球1球を綴っていくマンガが悪いわけではないのですが、あまりに展開が遅くなってしまうということもよくあるので。


主人公の凡田夏之介は今回の『グラゼニ 〜パ・リーグ編〜』でプロ3球団目の仙台ゴールデンカップスで33歳のシーズンに入っているわけですが、現実のプロ野球選手でも33歳の先発投手というのは結果を残し続けていかないと若手の起用を優先されかねない年齢になりつつあるということもあり、これからどういう展開になるのかに期待。


ちなみに現実世界で今年33歳になる日本人プロ野球選手で左腕投手は、北海道日本ハムファイターズの宮西尚生投手と東京ヤクルトスワローズの成瀬善久投手の2人だけのハズ。
右腕で先発経験のある投手だと、読売ジャイアンツの西村健太朗投手と北海道日本ハムファイターズの村田透投手と東京ヤクルトスワローズの山中浩史投手あたりが加わるくらい。
今日現在で1軍で活躍出来ているのが北海道日本ハムファイターズの宮西尚生投手と村田透投手の2人だけというのは、30代に入ったプロ野球選手の厳しさなのかもしれませんが。
  
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2018年08月01日

岸辺露伴は動かない2巻 & ジョジョリオン18巻

先日発売になった、荒木飛呂彦氏の『岸辺露伴は動かない 2巻』と『ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン 18巻』。
いつも通りにKindle版でダウンロード購入。

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『岸辺露伴は動かない』シリーズも続いていくようで、続巻も楽しみ。
で、『ジョジョリオン』は新刊が出るたびに1つ前の巻を読み返してから読むのだけど、今回もそうやって読んだあとに、トータルのストーリーを把握するために1巻から通して読み返してみました。

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16巻の「母と子」のエピソードはほぼ忘れていた(汗)。
そして『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズでは一応最後はラスボス的なキャラクターを倒してエンディングとなるのが、今だに誰がラスボスなのか見えてこないストーリー。

第3部以降、第6部のストーンオーシャンまでは完結までコミックスで16〜18巻前後。第7部のスティールボールランが24巻で完結したのだけれど、今回のジョジョリオンは24巻前後で完結するのかさらに長編化するのか。
ちなみに第6部までの作品はだいたい4年前後の連載期間で完結して、第7部のスティールボールランが7年間。
ジョジョリオンは2011年からなのですでに連載開始から8年目。 『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズでは一番長期に渡って連載している作品になっているのだけど、そう長いとは感じなくなっている自分の時間の感覚がちょっと恐ろしくはある(爆)。


ジョジョリオンの19巻は次の冬に発売予定だそうだけど、それを読むときに自分がちゃんと今回読み返したストーリーを憶えているかどうか……まあ今回読み返してもやっぱり面白かったので、また次巻を期待しておきます。  
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2017年06月10日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜東京ドーム編〜 11巻

グラゼニ』から引き続き、相変わらずKindle版で買い続けている森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ 〜東京ドーム編〜 11巻』。
『グラゼニ』から通算では28巻目となって、なかなか長く続く作品になりましたが。

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プロ野球選手の年俸であったり契約のことがメインになる、今までなかったタイプの野球マンガの『グラゼニ』シリーズですが、今巻では久しぶりにダイレクトなお金の話。
109話の「人生の損得勘定」では、元々は中継ぎ投手の主人公の凡田夏之介(32歳)がチームから先発転向を打診され、代理人のダーティー桜塚と3〜5年後までのトータル年俸を想定して先発転向と中継ぎのどちらが良いか話し合うというストーリー。
非常に面白かった。


現実のプロ野球の世界では、自分の意思で移籍した選手≒それまでの実績で年俸を上げていった選手というのは、どうも一定の割合のファンから叩かれやすくなっているようで、個人的にはなんだかなぁと思うのですが。
例えば、現時点で日本球界に復帰してから1試合しか登板していない松坂大輔投手の4億円の年俸がどうこう言われるのはもちろん仕方がない面もあるとは思いつつも、ソフトバンク球団はそれまでの実績を評価しての年俸4億円の契約だったのだし、チームが下位に低迷しているのなら福岡ソフトバンクホークスファンには文句を言う筋合いもあるでしょうが、それ以外の外野が騒ぐ話ではないのではないかと。

他にも、国内フリーエージェントにしてもメジャー挑戦にしても、権利を行使(もしくは海外ポスティング)しても獲得する球団が無かったということも当然あることだとは思うのですが、「そら見たことか」「身の程知らず」と言う声が出てくるのもなんだかなぁと。
『グラゼニ』ように、年俸を上げていく機会は活かして当然だと思うし、一般人には理解できない「新しい場所でのチャレンジ」「自発的な環境の変化」というのもあってしかるべきだと思うので。


まあそんなことまで色々と連想させてくれる、相変わらず興味深い作品でした。
また次巻に期待。  
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2016年11月25日

森高夕次・アダチケイジ / グラゼニ 〜東京ドーム編〜 9巻

森高夕次・原作/アダチケイジ・漫画の『グラゼニ』。
『グラゼニ』全17巻は最初からKindle版で読んでいきましたが、続編の『グラゼニ 〜東京ドーム編〜』も引き続きKindle版で買っていて、もう9巻。

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相変わらず、プロ野球選手の"お金"の面にスポットライトを当てつつストーリーは進んでいるのですが、この巻では主人公の凡田夏之介の同僚投手の則川の嫁のエピソードだったり、その則川とトレードで入団した河野のエピソードが、今までとはちょっと違う角度から綴られていた印象。
次巻ではまた契約更改のようなので、直球のお金の話になるようですが。

相変わらず楽しみにしている漫画のひとつなので、続巻に期待しています。  
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2012年10月14日

浦沢直樹 / BILLY BAT 10巻

今年に入ってからは2月・5月・9月と順調に巻を重ねている、浦沢直樹氏の『BILLY BAT (ビリーバット)第10巻』。
まあ順調に出してくれているわりにはこの巻も買ったまま積んでしまっていて、やっと読んだんですが(汗)。

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ここ数巻でも、伏線の回収を行なっているのかと思わせて読者の想像に委ねて放置というような展開が見受けられるのは、浦沢直樹という漫画家が例によって今後に不安を抱かせてくる展開ですが(爆)、ストーリーの展開はそれなりにスピーディーで読んでいて面白いとは思う。今回の巻は、1964年の日本と1924年のアメリカでのストーリーが行き来するという展開。

短いストーリーの紡ぎ方はけっこううまくいっている印象を受けるので、大筋のストーリーを再確認するためにもそろそろ1巻から読み返してみようかなぁと。
  
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2012年05月25日

浦沢直樹 / BILLY BAT 9巻

今日超久しぶりに本屋に入ってみたら積まれていた、浦沢直樹氏の『BILLY BAT (ビリーバット)第9巻』。
8巻が2月発売なのに今回はやたら早く続巻が出たなと(第7巻は2011年7月)。まあ良いことですが。

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序盤からアインシュタインという超大物の実在の人物を絡めて(笑)展開していく第9巻。
中盤で、1巻の最後にあった月での出来事につながるのか?といった展開もあったりするのと、全体的に場面展開が速く面白い。
巻の終盤はまた新たな謎を展開させようとしていたりで、素直に続きが気になるといえる。


ストーリー全体で言えば間違いなく中盤のつなぎの部分に当たるんでしょうが、ひとつのクライマックスに近いテンションを持っている第9巻なんじゃないかと。
第10巻に期待。
  
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2012年03月14日

浦沢直樹 / BILLY BAT 8巻

浦沢直樹氏の『BILLY BAT (ビリーバット)第8巻』。
発売してすぐに本屋で見つけて買って、積んでいた(汗)。

Billybat8

前巻までのJFKの一件が終わって、この巻の後半では再び日本へ舞台を移していくという展開。東京オリンピック(1964年)の頃の日本ということで、『20世紀少年』の一部の時代とも若干重なりますが(『20世紀少年』は大阪万博(1970年)の頃)。

展開としてはなかなかスピーディーで、次巻のストーリーも期待出来るんじゃないかと。
かつての『MONSTER』や『20世紀少年』『プルートウ』に比べれば、読者の想像に任せる、もしくは読者側に丸投げしてしまうような雰囲気は薄まっていると思うんですが(笑)。


時代ごとのエピソードを飛び回りながら、そこを「謎のコウモリ」という存在が貫いているという設定は、間違いなくあの手塚治虫氏の『火の鳥』をモチーフにしていると思いますが、手塚治虫作品のリアレンジ版だった『プルートウ』よりはストーリーが上手く展開していっているんじゃないかと。


次巻以降でひとつのクライマックスに入っていく感触もするので、また数ヶ月後の第9巻に期待。  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:18Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年04月22日

浦沢直樹 / BILLY BAT 3巻

BillyBat3

浦沢直樹の『
BILLY BAT (ビリーバット)第3巻』。買ってからずっと積んでいたんですが、やっと読めた(汗)。


前巻の終わりから始まった
忍者ものでほぼ1冊のこの第3巻。
コウモリの巻物を運ぶ忍者の勘兵衛と、巻物をフランシスコ・ザビエルから日本へと持ち込んだヤジロウの2人の物語が綴られますが、
1冊として楽しめる出来だったのではないかと。

3巻まで来てはっきりしてきましたが、この
BILLY BATは歴史に影響を与えるコウモリの巻物・マンガを軸にして、それらにまつわる歴史上のストーリーが描かれていくのでしょう。
そうするとそれぞれの短いストーリーは、全体像を構成するジグソーパズルのピースということになるので、1つのピースに対して評価を下すのもおかしな話になりますが。

ただこの第3巻は、裏切りとその中にある友情と、忍者ものとして面白く読めるのではないかと。
最後に明智光秀がコウモリの巻物を手に入れてなにをやるかなどはもう描かれるまでもないですが、1巻から展開した謎の収拾は今後に期待しますか。
  
Posted by toshihiko_watanabe at 20:21Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加