2010年03月15日

Pink Floyd / The Dark Side of The Moon (SACD Hybrid)

Floyd

ピンク・フロイドの1973年のアルバム『The Dark Side of The Moon (狂気)』SACDハイブリッド盤。
初めて聴いたのは高校生の頃で、リマスターされた紙ジャケット盤で1度買い直し、そのあと出たこのSACD盤をさらに買ったというムダ買い(汗)。

この盤は2003年発売で、買ってからは2chステレオでSACD音質を聴いていましたが、
先日買ったアンプPS3の組み合わせで、やっとSACDを5.1ch環境で聴けるようになったので、5つのスピーカーの真ん中で、珍しくおとなしく聴く。
基本的に落ち着きが無いもので、アルバム1枚を座ってただ聴き続けるというのがあまり出来ないもので(汗)。

CIMG2226

音質が良いのもともかく、ミックスのやり方としてはSE等のギミック音を周囲に振って、メインとなるバンドのサウンドは基本的に前面に固めるというミックス。
このアルバムの評価が、まず手の込んだSE等となってしまうこともある部分に対しての、作り手側からの回答とも取れますが。

とはいえ、「Money」のイントロ部分はレジの音が360°からリアルに鳴り響いてスゴい


フロイドといえば先日、ネットでのダウンロード販売でコンセプトアルバムの曲はバラ売り禁止とする、という判決で裁判に勝訴していましたが。

まあこのアルバムも、曲をバラで聴いたらなにも意味が無いのはみんなわかっていることだとは思うんすけどね。
当然、このアルバムをこれから聴くっていう人達も未来永劫居続けるわけですし。


高校の頃から相当な回数聴いているこのアルバムが、サラウンドでということを抜きにしても今回も聴けてしまうのは、
結局曲自体が良かったり、飽きさせないサウンドづくりだったりと、なんだかんだでアルバムという形を持った音楽の、1つの最高傑作だからなんでしょうねぇ。

CIMG2227

地球が映っているのは、PS3のビジュアライザーだったんですが、音楽と非常に合っていましたわ(笑)。
  

Posted by toshihiko_watanabe at 22:26Comments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加