2012年08月28日

再転院

今日、父親が転院。
1月にくも膜下出血で倒れて、4月終わりに市原市に転院してリハビリ。
で、今日再び転院となったのですが、結局4ヶ月間のリハビリで特に状態は変わらなかったのは残念。結局明確な意識はないままですし。
リハビリ担当の方々には良くしてもらいましたし、極度に悪くならなかっただけ良いんでしょうが。

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さらば五井。病院以外にはたぶんまた普通に来るけど(笑)。

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今回は介護タクシーのうしろをついていくことに。


ちなみに前回の千葉市内~市原市五井へは約20kmで約13000円。
今回の市原市五井~八街市へは約30kmで約14000円。しかも前回1人だったスタッフが今回は2人。
介護タクシーの会社によって料金設定に差はあるんでしょうが、支払いの時まで料金がわからないので言い値で支払うしかないんですが。
ただ今回は前回よりは安かったなぁと。

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到着した八街市の長谷川病院。
さっそく医師との面談があったり、父親の方は色々検査などされていましたが、前の病院では病衣以外はほとんどを用意させられたものが今回はほとんどをリースにされて(院内感染防止の為とのことだけど)、大量のタオルとバスタオルを持って帰ることに(汗)。


基本的には次の転院は無いということで、父親はこの病院で最期を迎えることになるのでしょうが、1月以来常に心構えはしているとはいえなるべくそれが近い未来のことでなければと。


ちなみに病院から家への方角の通りはあまり店が無いので、五井でのように食べるものに困らないという環境ではないようで(爆)。
富里市/成田市方面に少し走ると店の数はかなり増えるので、時間のあるときにはまた周辺を色々探っていきたいと思いますわ。  

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2012年04月26日

転院

今日の午前に父親が転院。
くも膜下出血での手術に搬送されて3ヶ月で今度はリハビリが出来る病院へということで、まあまずは良かったかなと。

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千葉市稲毛区から市原市へと、転院先の病院へは約20kmでしたが、国道16号線はいつも通りヒドい渋滞

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予定より20分遅れて到着(汗)。
介護タクシーと一緒に向かいましたが、この距離で約13000円というものの相場がまったくわからない
言い値になってしまう気はするんですが、まあこんなものか。


着いて、色々手続きやらサインをしている横で、もう父親のリハビリは始まっていて驚く(笑)。
1日計3時間を4回に分けてきっちりやっていくらしいんで、まあ頑張ってもらおうと。


なにげに疲れる半日でしたが、帰りは病院の近くにある『伊達屋』というラーメン屋へ。

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「塩チャーシュウメン(850円)」。メニューにはないのだけれど(汗)、塩スープとチャーシューとがそれぞれ美味そうだったので。
麺はけっこう細めのツルツル食感の麺。スープは磯の風味の強い透き通り系の塩スープで、チャーシューも思ったとおりになかなか美味い。

営業時間が11:00〜15:30ってのはなかなかスゴいなと


病院のある通りが、飲食店の多い白金通りと隣接して平行に走っている路ということもあって、面会帰りには色々巡ることを楽しみにしたいとは思いますわ(笑)。  
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2012年04月10日

面談へ移動

今日は父親の面会に行ったあとに、転院先になる予定の「白金整形外科」へ移動して、ソーシャルワーカーの方との面談。

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病院自体は整形外科ですが、リハビリの環境がしっかりあるので転院先の候補に。
一応受け入れてもらえる方向のようですが、リハビリの経過を見ながらということになるものの、2〜3ヶ月で回復の限界を見極めて療養型の病院か老人ホームへの転院というのが現実的な未来ということになりそう。まあしょうがないんですが。

で、一応土地勘はある帰り道を走っていて気づいたんですが、今の入院先より家からの距離は近くなるものの、渋滞のある通りなので結局それなりの時間はかかりそうな場所だということが(汗)。  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:39Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年03月05日

先のこと

父親は1日に再手術をして、そのあとからかなり頭が腫れていたのですが(耳から上が1.5倍くらいになってた(汗))、今日面会に行くとかなり腫れが引いたよう。
ちなみについに出家させられた(爆)。

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で、今日病院のソーシャルワーカーの人と今後の転院先についての面談をしたんですが、リハビリがメインになる転院先では保険適応外のこと(食事や衣類)が増えるので、だいたい月額20万円くらいはかかってくるということや、先日の手術から起算して180日が転院先でも居られる限度ということで、そこから施設を探したりということになりそうで、数ヶ月先1年先を考えるとさすがにけっこう気が重くなる
まあまずはすぐ目の前のことですかね。

とりあえず転院先ってのの候補は、実質2箇所しか無かった(汗)。  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:37Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年03月02日

北森鴻 / 冥府神の産声

昨日の父親の手術の時間の間に読んでいた、北森鴻氏の『冥府神(アヌビス)の産声(1997年)』。

Anubis

物語は、
大学医学部教授の吉井が刺殺される場面から。
かつて彼の大学研究室での優秀な部下でありながら、半旗を翻し大学を追われた、現在は医療ライターの相馬。
相馬を狂言回し兼探偵として物語は進んでいくのですが、脳死患者からの臓器移植の法案に絡む脳死臨調(脳死問題臨時調整委員会)の実質的リーダーが吉井教授ということで、製薬会社の利権が絡んでいたり政治的な思惑が絡んでいたり。
また相馬と同期で、相馬の後にやはり大学を追われた九条。
新宿のホームレス街で、不思議な能力を持った少女トウトと共に居る九条が大学を追われることになった禁断の実験とはなにか?
そして吉井教授を殺害した犯人は?
というのがミステリとしては主題となる推理小説。


ただ脳死問題を扱っていることもあって、教授を殺害した犯人探しに気が回らなくなるくらい、色々と考えさせられるテーマ。

一人称の死・二人称の死・三人称の死、
で、それぞれほぼすべての人の、死への感情が変わるというのは当たり前ながらとても深い内容でしたし、自分の父親がくも膜下出血で意識がないということもあって、脳死植物状態の違いなどを調べた最近の自分の経験に沿っていたりというのも。

もちろんこういう内容の本を、脳神経外科病院の中で読んでいるという環境がハマり過ぎていて非常に不思議な経験でしたが。
結局手術時間の2時間で全体の2/3を読んで、家に帰ってからすぐに読み終わってしまいました。

どの段階で脳死なのかというような非常に深い、また当時の政治情勢とリンクする部分があるところもまた興味深い点なんじゃないかと。

自分の境遇のおかげで作品への没入度が高まったという部分は間違いなくありますが、それを差し引いてもかなり興味深いテーマを持った、面白いと言える作品だったと思います。
  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:10Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年03月01日

再手術

今日は11時から父親の再手術。

2時間でしたが、待っている間は特にやることも無くヒマ(爆)。こっちがなにか出来るわけでもないんで。
ずっと本読んでましたが。


とりあえず手術自体は成功とのこと。
術後に執刀医の先生から説明を受けましたが、頭蓋骨の一部を戻す手術と一緒に脳からお腹へ管を通すシャント手術を行ったので、頭部CTと腹部レントゲンとの画像を見ながら説明されましたが、自分の身体でないなら良いか(爆)と思うような画像

戻した頭蓋骨の継ぎ目の1カ所を削って脳から管を出して、頭の皮膚の下から首の中を通って肋骨を経由してお腹に管が通っている画像はなかなかインパクトがある(汗)。


まあくも膜下出血に対して外科的にこれ以上出来ることもないようなので、今後はリハビリの出来る病院への転院が予定されるようなんですが。
まずは明日以降に多少でも意識障害が改善されていくかどうかですかね。  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:30Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年02月29日

雪の中

明日は父親の再手術なのですが、その手術に対する追加の説明があるとのことで朝9時に千葉市内の病院へ。
家の方は雨でしたが、インターに向かって高台へ上るとやっぱり雪
高速道路を含めて大通りしか通らなかったので、特に問題はなかったんですが。

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ちょっと早めに着いたら早めに対応してくれて、結局9時ちょうどに説明終了(爆)。

説明としては、今回のメインの施術はくも膜下出血を起こした日の脳内のクリッピング手術以来外されたままになっている頭蓋骨の一部を戻す手術ですが、発症以来脳の中央部に水が溜まって水頭症となっていることに対する脳室→腹腔のシャント手術も同時に行ってしまうということで。
シャント手術ってのは、脳内から頭の皮膚の下を通してお腹まで通す管を入れて、脳内の水(脳脊髄液)を腹水へ流すのだそう。
もし自分がやられると想像したらちょっと体がむずがゆくなりますが(汗)、当の患者は意識が無いので、まあこれが今の状態から回復する契機になりえるのであれば。

ちなみに父親の頭蓋骨の無い部分は、もう陥没しているのかというくらい

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病室にはしばらくいて、色々寄り道しながら雪がザンザン降る中を帰りましたが、坂を下りながら自分の住んでいる町に入ったとたんに(町名の看板のところで)雪が雨に変わるのには驚いた

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Posted by toshihiko_watanabe at 22:57Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年02月20日

着信

昼に着信があって、発信先が父親が入院している病院から。
さすがにイヤな感じが半分してしまうものの、もう半分は時期的に大丈夫な連絡の予感もして電話に出る。
病室が、集中治療室(ICU)から一般病室に変わりましたとの内容

いつも通りに夕方に病院へ行って、今までの1ヶ月は2階のICUへ階段を上っていたのが今日は3階の一般病棟へ。

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2人部屋だった。
最初ということで色々説明を受けましたが、特に改めてこちらが用意するものも無かった。

まあ週末以降にある再手術のあとにまたいったんICUに入るのかもしれませんが。
一般病室に移れたのは容態としてはひと段落なんでしょうが、相変わらず意識はないのでまたここからだなと。  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:22Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年02月19日

脳のサイズ

父親の頭。

1ヶ月前の手術後は頭蓋骨の一部が無くても、脳の腫れが顕著だったためにパッと見は普通の頭のカタチだったものの、最近は腫れが治まったようで、もはや凹んで見える(汗)。

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弟いわく、米粒の欠けたところのようと(爆)。
たしかに  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:51Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加