2012年05月31日

Pink Floyd / Wish You Were Here (SACD Hybrid)

ピンク・フロイドの1975年のアルバム『Wish You Were Here(炎〜あなたがここにいてほしい)』。SACDハイブリッド盤

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昨年発売の輸入盤ですが、ブック型のデジパック。
ポストカードが付属していた。

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だいぶ前に、たぶん3回目の購入だった1973年の『The Dark Side of The Moon(狂気)』のSACD盤のことを書きましたが、今回の
Wish You Were Hereも高校生の頃に普通にプラケースのCDを買ったあとに2000年発売の紙ジャケット盤(黒ビニールに入った)を買い直しているので、どうやらこれも3回目の購入だったよう(爆)。

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まあ今回も5.1chのサラウンドで聴けるというのが買った理由なので、普通のリマスター盤を買い直すのとは違うってことで(汗)。


再生はいつも通りに、
Pioneer BDP-440(ユニバーサルディスクプレイヤー)→YAMAHA AX-V565(AVアンプ)→Pioneer S-A4SPT-VP / YAMAHA NS-C310 / Pioneer S-HS01(スピーカー)
で5.1chのサラウンド再生。


サウンドの方は、SACDのおかげか1曲目の「Shine On You Crazy Diamond (Part One)」からデヴィッド・ギルモアのギターのサウンドがとにかく素晴らしい。
曲の後半で突然後ろから笑い声が聞こえてきてギョッとするものの、後ろ側に振り分けられたサウンドはシンセの一部や反響音が中心。
基本的に『The Dark Side of The Moon (狂気)』のサラウンドのミックスと同じように、バンドのサウンドは前面に固められているものの、中盤の3曲はSEも多いので周囲からサウンドに囲まれる箇所もいくつか。

またサラウンドになったことにより当然ミックスが変わった部分もあるので、2曲目の「Welcome To The Machine(ようこそマシーンへ)」の中盤では、今まであまり印象に無かったティンパニかチューニングを緩めたフロアタムかといった音が大きく聴こえてきて驚く。
3曲目の「Have A Cigar(葉巻はいかが)」の最後のSEが右後ろに集約して次の「Wish You Were Here(あなたがここにいてほしい)」 へと入るのはまあ予想出来ましたが、サウンドの動きはかなりキレイ。


基本的には今までのCDでのミックスのイメージから大きく逸脱はしないサラウンドミックスでしたが、音世界が広がったことにより今までより聴き取りやすくなった楽器のサウンドもあったりして、さんざん聴いたこのアルバムもまた聴く機会が増えそうな。
名盤を買い直す理由(笑)としては、普通のリマスター盤よりはちゃんとした理由になりえると思います。


ピンク・フロイドの次のSACDサラウンド盤はおそらく1979年の『The Wall(ザ・ウォール)』になると思うんですが、このペースだと次がいつ出るのやら(汗)。
まあ気長に待ちたいと思います。
  

Posted by toshihiko_watanabe at 23:50Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年05月10日

Pioneer BDP-440

もうだいぶ前になりましたが、SHARPの『SD-VH90』というDVD/CDコンポを処分してDVD AUDIOが再生出来なくなり、初代『PS3』を新しいモデルに買い替えてSACD(スーパーオーディオCD)が再生出来なくなったウチのディスク再生環境。
そのうちにと思いつつ延び延びになっていた、DVD AUDIOSACDが再生出来るプレイヤーをやっと買いました。


Pioneerの『BDP-440』というBlu-rayディスクプレイヤー

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置く場所がないので、上にDVDレコーダーが積まれてしまっていますが(汗)。

Blu-ray / DVD / DVD AUDIO / CD / SACDがすべて再生出来るプレイヤーというのはあまり出ていなくて、そのせいで価格帯もバラバラ。
その中ではかなり安いモデルですが、音質どうこうというよりはまずはDVD AUDIOとSACDが再生出来ればということで。

接続は、Pioneer BDP-440YAMAHA AX-V565(AVアンプ)→Pioneer S-A4SPT-VP / YAMAHA NS-C310のスピーカーへと。
PioneerとYAMAHAに特にこだわりはないんですが、なぜかこうなった

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とりあえず再生してみたのは↑の、しばらく再生環境のなかった数枚のアルバム。
ただキングクリムゾンの『RED(DVD AUDIO)』は、輸入盤のせいか動作に不具合が。再生中も若干挙動不審でしたが、ディスクを取り出そうとすると固まったのか操作を受けつけず
最後はコンセントを挿し直したらやっとディスクトレイが開きました(汗)。

他はDVD AUDIO / SACDにしろ、Blu-ray / DVD / CDにしろ普通に再生。
DVDは、PS3で再生した方がキレイだったように感じましたが、これはBDP-440が良くないというよりはPS3のアップコンバータなんかが優れているということなのかも。

SACDのアルバムはまだしも、DVD AUDIOでの新しいアルバムってのはたぶんキングクリムゾンの40周年盤くらいしか出ていないと思うので、今後ここまでマルチに再生出来るプレイヤーの需要はないんじゃないかとも思うんですが。
ソニーなんかからはBlu-ray / SACDのプレイヤーが出ていて、SACDが再生出来るプレイヤーってのはまだ出続けるとは思うんですけどね。


とりあえず今回のBDP-440はディスクプレイヤーとして画質 / 音質が特別優れているとは思わなかったんですが、自分の再生環境には合っているので当分使い続けることになるかと思います。
iPodやMac(iTunes)からではなく、CDで音楽を聴く良い機会にもなっているんで。  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:44Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年03月02日

アンプ買い替え

ギター/ベースのアンプじゃなくてAVアンプですが(爆)。

今まで使っていたパイオニアのAVアンプ(VSA-C300)で10年くらい前に5.1ch環境を組みましたが、
D端子HDMIも付いていないアンプ。S端子のみ(汗)。
最近はDVDプレイヤーやPlayStation3からは光ケーブルで音だけ出して、映像端子はテレビに直で出していました。
しかしまあ、その切り替えが面倒くさくなってきたり、せっかくの
Blu-rayの高音質の音をそれなりのレベルでは再生したいなと思ってきまして。

んで最近ネットで色々探していました。電気屋でも数機種かを鳴らしてみましたが、騒音の中じゃあなんもわかりません


ヤマハの『
AX-V465』ってのが安いところで3万円ちょいで、いいんじゃないかと思って一応オークションも見てみたら、1ランク上の『AX-V565』が送料込み即決34000円
訳ありとあったんですが、箱を開けたってだけだったんでつい落札

あとから気づいたんですけど、
価格.comで一番人気の機種でした


んで、今日届いたんでセッティングしたんですが、こういうのはある程度完成形をイメージしてから作業に入りたいところですが。

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中段にあるのがパイオニアの旧AVアンプ。下の段のHDDレコーダーを乗っているWiiと一緒に中段に移して、一番下に重量もあるアンプを置くのが普通かとは思いますが。

裏を見ると、あまりにゴチャゴチャの配線であっという間にやる気を失う(爆)。

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掃除しつつ、1時間程でセッティングと配線し直し。

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結局光ケーブルが1本減らせただけ……。

配置は、面倒くさかったってのもありますが
、アンプを下の段に置くとけっこうな廃熱のあるPlayStation3の横になってしまうので、元のアンプと入れ替えってことに。

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Blu-ray/DVD/CD等を再生してみると、さすがに前よりも出力があがっていることもあり音は良くなりました

とりあえずこれでPS3(SACD再生可能な初期型)とアンプがHDMIでつながったんで、やっとピンク・フロイドの『
The Dark Side of The Moon(狂気)』のSACD盤が5.1chで聴けますわ。

PS3、CD/DVDプレイヤー、HDDレコーダー、Wiiが全部ここにつながったので、全体的に操作もラクになりましたし。

radiko.jpでラジオのネット配信が始まったら、今のコンポは完全にCDプレイヤーのみの使用になると思うんで、コンポのスピーカーをAVアンプのステレオスピーカーに使い回せば、それなりの音質にはなるんじゃないかと。
センタースピーカーはなにか探した方が良いかもしれんですけどね。

ってHDDレコーダーだけはまだつなげられなかったんでした。
HDMIケーブルが足りなかった(爆)。
電気屋で買うと1mで1500円
とかするんで、Amazonで安いのを探して買います。   
Posted by toshihiko_watanabe at 22:46Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加