自分はマンガの本は電子書籍のKindle版で買っているのだけど、島本和彦氏の『アオイホノオ』は第1巻が発売された2008年にはまだ電子書籍(というかそれを読むiPad)は無かったので、ずっと紙の本で買い続けてきた。
ただ新刊の発売に気づかずに買いそびれたのが2回続いてから、Kindle版で買い直すならそろそろ最後のタイミングじゃないかということで紙の本は20巻までで購入停止。
20巻の発売が2018年12月だったらしいので、3年半以上も迷っていたということに……。
ということで今回ついに既刊26巻すべてをKindle版で買い直し。
オビが無いのは残念……。
1巻から読み返していって、自分が読んでいない21巻まで来た。
作者の島本和彦氏の自伝マンガだけれど、1980年前後のマンガやアニメのリアルタイムでの受け止められ方や大阪芸術大学の学内の雰囲気、そして同級生の庵野秀明や赤井孝美に山賀博之そして岡田斗司夫たちというのちのガイナックスのメンバーたちの描かれ方はかなり濃密。
根本的には島本和彦的な熱すぎるギャグが炸裂するギャグマンガですが。
とりあえずこれで新刊が出てもKindle版で追い続けられるし、自分が買い続けているマンガのシリーズはすべてがKindle版になった。
置き場所さえ無限にあれば紙の本でもいいのですが、とはいえ本自体を探すのがラクだったり(ページを探すのは紙の本の方が速いかも)ページの拡大が出来たりカビや濡れたりの心配が一切無いということなどは電子書籍の利点。
自分は電子書籍を受け入れられたということを幸いに思おうかと。
Kindle版での全巻買い直しは他の作品でも考えていますが、そちらはまたいずれ。