2017年11月23日

奥田民生 / サボテンミュージアム

9月にリリースされた、奥田民生さんの4年ぶりのスタジオアルバム『サボテンミュージアム(2017年)』。

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前作の『O.T. Come Home(2013年)』、前々作の『OTRL(2010年)』は、1人ですべての楽器を演奏して録音したアルバムだったので、ツアーでは2005年以降ずっとメンバーの変わっていない、齋藤有太(Keyboard)・小原礼(Bass)・湊雅史(Drums)との"MTR&Y"でのレコーディングは『Fantastic OT9(2008年)』以来9年ぶりというスタジオアルバム。



ユニコーンにしてもそうなのだけれどここ数年はシンプルなロックンロールに回帰しているようで、今作も11曲で38分と非常にコンパクト。
それぞれの曲の方も、「エンジン」はディズニー映画の『カーズ / クロスロード』の日本語版エンディング曲としてシングルカットされたけれど、全般いわゆる売れ線のポップさは無い。

かつての「イージュー★ライダー」「さすらい」のような曲を求めている人には期待外れもいいところだろうけれど(笑)、とはいえ曲とサウンドとアルバム全般の安定感は相変わらずなので、聴き続けていられるという奇妙な完成度の高さ。
最初に聴いたときはどうも引っかかりどころの無いアルバムだなと思ったものの、それでも繰り返し聴き続けていて、今現在もまだ聴き続けている。
こちらに60年代70年代のクラシックロックを今でも聴き続けている地合いというものがあって、それと相性の良い部分が多いからというのは当然あるとは思いますが。



超名盤というものとは違うと思うのだけれど(汗)、このアルバムの正体はなんなのだろうとも考えてしまうので、もうしばらく聴き続けていくと思います。  

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2017年06月03日

Sadistic Mica Band / 天晴・晴天

久しぶりにヤフオクでCDを2枚落札。
近所のTSUTAYAのレンタルに無くブックオフの中古でも見つからなかった、サディスティック・ミカ・バンド(Sadistic Mica Band)の再結成スタジオアルバムの『天晴(1989年)』と、その後のツアーで録音されたライヴアルバムの『晴天 Sadistic Mica Band Live In Tokyo 1989(1989年)』。
特に名盤と言われているわけでもなくそしてレア盤というわけでもないので、送料を入れても2枚で1000円しませんでしたが(汗)。

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ボーカルに桐島かれんを迎えての再結成で、バンド名はSadistic Mika BandからSadistic Mica Bandへ。
そしてこのバンドは、70年代の3枚のスタジオアルバムでも1枚ごとに音楽性は異なるのだけれど、この89年のアルバムでもまたそれまでのSadistic Mika Bandとは違ったサウンド。
「薔薇はプラズマ」はかなりYMOっぽい。
「ダシール・ハメット & ポップコーン」あたりは、当時のアイドルの曲っぽかったり。
アルバム最後の曲「7 days, at last!」は曲調も歌詞も大仰な感じなのが、あまりに淡白な終わり方なのは謎(笑)。
アルバム全体に、日本の1989年の音楽っぽい若干のダサさ(悪い意味ではなく)も同居しているのが面白いかなと。

しかし新しい女性ボーカルを迎えれば大々的にフューチャーするのが普通な気がするのだけれど、このアルバムでは桐島かれんのボーカル曲はあまり多くない(爆)。
それを考えると、2006年に木村カエラを迎えてまた再結成された時はアルバムの1曲目から彼女の歌声がメインで聴けたので、すでに数年のソロキャリアがあったとはいえこのバンドのメンバーの信頼を得たというのはスゴいことだなぁと改めて思ったり。


ライヴアルバムの『晴天 Sadistic Mica Band Live In Tokyo 1989』は、『天晴』の10曲全てに加えて、1stアルバムの『Sadistic Mika Band(1973年)』からメドレーで3曲、2ndの『黒船(1974年)』から4曲、3rdの『HOT! MENU(1975年)』から1曲。
若干アレンジされた「ファンキー MAHJANG」がカッコイイのと、「塀までひとっとび」はボーカリストに関わらず非常にライヴ向きの名曲。
このライヴ音源で聴ける桐島かれんのボーカルはなかなか良いので、スタジオアルバムでももっとボーカル曲が多くても良かったのではないかとも。



高橋幸宏(YMO)、高中正義小原礼(最近では奥田民生のツアーメンバー)と、とんでもない人たちがコアメンバーだったサディスティック・ミカ・バンド。初代のドラムはつのだ☆ひろだったし。
リーダーの加藤和彦が2009年に亡くなってしまったのでもう再結成はないのでしょうが、アルバムは残っていく。
個人的にはやっぱり『黒船』がバンドを代表する名盤かと思いますし、1974年に日本にあのアルバムがあったことは本当に驚異的なこととも思っているのですが、今回買ったアルバムも聴き続けていくと思います。


  
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2017年01月19日

Sting / 57TH & 9TH

Sting(スティング)が昨年発表したスタジオアルバム『57TH & 9TH(2016年)』。

2007〜2008年にはPolice(ポリス)の再結成ツアーをやっていたり、その前後で古楽やクラシック調のスタジオアルバムは出していたものの、ロックミュージックでのスタジオアルバムは『Sacred Love(2003年)』以来13年ぶり(!)。

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正直個人的にもちょっと忘れかけていた、「過去の人」になりかけていたミュージシャンだったし、ほとんど期待せずにCDを再生したのだけれど、1曲目の「I Can't Stop Thinking About You」が今までのStingとは違うラウドなサウンドにまずギョッとしたものの、カッコいいし純粋に曲がいい。



メンバーを大幅に変えたのかな???とも思ったのだけれどブックレットで確認したら、基本の3ピースは今まで通りにギタリストがDominic MillerにドラマーはVinnie Colaiuta。
もう1人のドラマーのJosh Freeseは、Avril LavigneやRob Zombieのアルバムでプレイしていたはず。


「I Can't Stop Thinking About You」は、サウンドはまったく違って聞こえるけれど演奏の内容は実は今までのスティングというよりはポリスに近いものがあるように感じて、ポリス再結成ツアーからの影響が大きい曲なのかも?と。

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アルバム後半7曲目の「Heading South On The Great North Road」は『Songs from the Labyrinth(2006年)』っぽかったり、8曲目の「If You Can't Love Me」の7拍子はものすごくかつてのスティングっぽいし、9曲目の「Inshallah」は『Brand New Day(1999年)』の頃のエスニック感を感じたり。


37分というアルバムのトータルタイムはちょっと物足りなくも感じるのだけれど、これくらいの時間のアルバムは聴きやすいのも確か。
当面繰り返し聴いていくアルバムだと思います。


  
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2015年04月02日

ついにやってしまった

Amazonから今回届いたアルバム3枚。

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ケストレルツェッペリンはリマスター盤。
イエスは5.1chサラウンドにリミックスされたBlu-ray盤。
3枚ともに聴いたことのあるアルバムで、買い直し……。

注文したアルバムすべてが買い直しというのは初めてながら、ついにやってしまったかという感じも(爆)。

ツェッペリンは正直惰性で買ったけれど、ケストレルはDisc2に未発表曲もあるし、イエスは非常に興味深いサラウンド化のシリーズだということで……。  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:09Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年01月28日

奥田民生 / O.T. Come Home

そういえば書いていなかった、去年11月に発売された奥田民生さんのアルバム『O.T. Come Home(2013年)』。
Amazonが発売日から1ヶ月近くあとの年末になって、他の商品と一緒に発送してきた……。

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初回限定版のアナログサイズジャケットのものなのだけれど、正直デカすぎる(汗)。

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前作『OTRL(2010年)』も紙ジャケだったのだけれど、比較してもだいぶ場所を取るサイズ。


作品は、『OTRL』と同じように、全楽器を奥田民生さんが演奏して録音されたもの。
『OTRL』はライヴハウスで客前で録られたのに対して、今回は普通にレコーディングスタジオでという違いはありますが。

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Fantastic OT9(2008年)』でスタジオアルバムの完成度というものはひとつの到達点を見たとも思うのですが、『OTRL』『O.T. Come Home』と、またちょっと別の方向で完成度の高い作品になっているのではないかと。
ギター演奏の円熟味、そしてたぶん他の人に弾かせた方が演奏自体は巧くやってくれるであろうリズム楽器を自分で演奏していることにより、曲の解釈に迷いの無い部分がアルバムの不思議な統一感と完成度につながっているのかも。


Puffyに提供した曲のセルフカバー「マイカントリーロード」は正直このバージョンの方がはるかに良い(笑)。
ちょっと不思議な雰囲気の曲、「太陽の野郎」。
そして、「チューイチューイトレイン」のこのギターサウンドでやろうという発想はどこからくるのだろう(笑)?
捨て曲無し。長く聴けるアルバムなのではないかと。


まあ、こういう特殊パッケージ版もともかく、それがかなり高額なものになってしまっている販売方法はあまり良いことだとは思わないのですが(汗)。  
Posted by toshihiko_watanabe at 20:04Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年06月26日

夜に聴く

雨風まだヒドい。
外の音はノイズだけれど、今日届いたアルバム3枚を聴いてみようかと。

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King Crimsonの2枚は、デジパック仕様で安くなったDVDオーディオ盤。
Goo Goo Dollsのニューアルバムには、まったく期待していない(笑)。  
Posted by toshihiko_watanabe at 22:11Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2012年05月26日

そこまでかいな

昨日、Amazonで注文した数点のCDとBlu-ray。
今日、3回に分割されて発送完了される(汗)。

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商品の置いてある倉庫がバラバラだったりすると、それぞれの倉庫からの発送だろうからしょうがないと思うんですが、実際そこまで在庫を分散させているものかなぁと。

送料は無料なんで文句を言うこともないんですが、ムダにゴミが増えるのは間違いないもんで。  
Posted by toshihiko_watanabe at 22:45Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年05月17日

Jeff Beck / Emotion & Commotion

Jeff Beckのニューアルバム『Emotion & Commotion』。
3月の発売でしたが、DVD付きの輸入盤を買おうと思っていたところAmazonでは値段が上がっていってしまったので(汗)、最近オークションで購入。

Emotion&Commotion

2000年前後に続けて3枚出したアルバムに比べると、だいぶ雰囲気の異なる新作。
全体的にはストリングスを全面に押し出して、そこをジェフのギターが泳ぎ回るという音像ですが、まあ相変わらずのギターサウンドが聴けますし、これはこれでなかなか良いのではないかと。

インパクトのある曲はあまり無いように思えましたし、スタイル的にもデジタルロックもやっていた前3作の方が自分は好きですが。
しかし久々にオリジナルアルバムに収録された歌モノの曲でも、ソロに入ったとたんに響くジェフならではのギターの音というのはけっこう痛快なんじゃないかと。

EmotionDVD

そういえば今回買ったのはEU盤だったのですが、DVDを観ようとPS3に入れたところ
PAL方式のため再生不可」と

Macに入れたら再生出来ましたが、サラウンドでも聴いてみたかった(涙)。

しかもAmazonを見てみたら、日本盤でDVD付きのスペシャルエディションとやらが来月出るとか


なんか全てにおいて間が悪かったなぁとも思いますが(汗)、
リリース方法として、こういう後だしジャンケン方式でリリースするから、CDが売れなくなるってのもあるんじゃないかなぁ。
レコード会社ってのは購入者をナメすぎなんじゃないかと。
  
Posted by toshihiko_watanabe at 23:21Comments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加