3日前の夜に飛び込んできた、『エマーソン・レイク&パーマーのグレッグ・レイクが死去』というニュース。
12月7日に癌のために69歳で死去、とのことで、今年初めのKeith Emersonの自殺から同じ年にEmerson, Lake & Palmerのうちのメンバーの2人が亡くなってしまうとは。
Emerson, Lake & Powellはもう全員が亡くなってしまった……。
当たり前ながら、EL&P以前にGreg LakeはKing Crimson(キングクリムゾン)のオリジナルメンバーでもあったわけで、1stアルバム『In The Court of The Crimson King(1969年)』でも、個人的に一番の衝撃だったのは1曲目の「21st Century Schizoid Man」。
間奏のベースラインが特に印象が強く、そしてそのベースを弾いていたのと歌を歌っていたのがGreg Lake。
EL&Pよりも先に『In The Court of The Crimson King』を聞いたので、自分にはProgressive Rockとの出会いとGreg Lakeとの出会いが同時だったのだなぁとも。
世間的には、印象的なテナーボイスのボーカリストとしての評価が高いのだと思いますが、個人的には先ほどの「21st Century Schizoid Man」だったり、EL&Pの「Take A Pebble」「Knife Edge」あたりでのアップテンポでのウォーキングベースフレーズの発想がすばらしいベースプレイヤーとしての評価も忘れてはならないかと。フレーズはかなりコピーしたので、影響は多大に受けていますし。
そして、「Lucky Man」「The Sage 」「Still... You Turn Me On」などでのアコースティックギタープレイも印象的なミュージシャンだったかと。
Keith Emersonの時も書きましたが、自分は1996年にEL&Pを渋谷公会堂で観たのが最初で最後で、生きているいないに関わらず今後彼の演奏を観る機会はほぼ無かったと思いますが、1度でも生で観たことがあって、かつ幾度となくアルバムを聴き続けまた影響を受けたミュージシャンが亡くなってしまったことはやっぱり悲しい。
記録された音楽なりビデオではこれからも彼のサウンドは聴き続けるのですが。
ありがとうございました。
さようなら。