去年夏に買って使用していた、Mac/iPhoneから無線LANでサウンドを再生させるAirPlayのオーディオレシーバーの『LDT-AVWAR800』のことは以前ここでも書きましたが、当時書いていた通り音がブツブツ切れることだったり、iTunes以外での再生、例えばブラウザでのYouTubeでの再生はタイムラグのある音再生になってしまうことは結局改善することはなく、買い替えを検討。
今のメインはノートのMacBook Proとはいえ、基本同じ場所に固定で使っているので(爆)、もう無線ということにはこだわらずに有線のヘッドフォンアンプにしてみようかとか、とはいえケーブルレスなのは理想なので、同じく無線のBluetoothタイプのオーディオレシーバーにしてみようかとか色々考えたのですが、ネットで色々検索してみた結果、有線(USB)・無線(Bluetooth)のどちらもいける
TEAC(ティアック)の『AI-301DA』
というプリメインアンプに決定。
ネット通販ではどの店舗にも在庫が無かったりだったのだけれど、Amazonで在庫ありで値段も3万円を切る瞬間がたまたまあって、ちょい安く買えた。
奥行きが思ったよりあった。
ネットでの画像は正面からか裏の接続部分のものがほとんどとはいえ、サイズを確認しないままに注文したこちらが悪いのだけれど。
とりあえずスピーカーは、ヘッドフォン端子からの出力で、今まで通りBOSEのM3を使用。
いずれは別のスピーカーも試してみたいところですが、間違いなくM3よりはサイズが大きくなるので、まずは今より大きいデスクに買い換えないといけない(汗)。
とはいえ、このサイズでM3の音質を超えるスピーカーはあまり無いとも思うのですが。
有線のUSB接続も無線のBluetooth接続もそれぞれ聴き比べてみましたが、一応有線接続の方が良くは聴こえる。
とはいえ、メインで聴くのはiTunesからのiTunes Plus(AAC 256kbps)程度の音質だし、取り回しのラクさを考えれば無線接続のメリットの方が優るかと判断して、基本は無線接続で使用。
optionキーを押しながらクリックで確認できる、Bluetoothの詳細情報。
apt-Xコーデックだと、256kbpsのデータは一応損なわれずに再生出来るよう。
Macだと特にドライバをインストールしなくても、システム環境設定のサウンドの項目に
『AI-301DA』が現れてくれて、勝手に接続してくれるのは便利。
有線にしろ無線にしろ、このプリメインアンプ『AI-301DA』を介したサウンドは、以前に比べれば「活きの良いサウンド」。
ちゃんと説明すれば、中低域に太さが出て音質にコシが出るとかいうことになるのでしょうが。
今までの『LDT-AVWAR800』とも、MacBook Proのヘッドフォン端子からの出力ともまったくレベルの違う音質。
変化の大きさには正直ちょっとビックリ。
もちろん『LDT-AVWAR800』はあくまでオーディオレシーバーなので、アンプの『AI-301DA』と音質を比較するのは酷ですが。
Macからの操作は、AirPlay接続の『LDT-AVWAR800』は次曲への送りだったり一時停止さえもすべてタイムラグがあったのですが、今回のBluetooth接続では反応は非常に機敏。
まあその辺は、普段からクルマのカーナビへBluetooth接続でiPhoneを接続して音楽を再生しているので、Bluetoothの成熟性は認知しているところではありましたが。
『AI-301DA』の電源を入れればすぐにMacと勝手に接続してくれるのもラクですし、音質にも満足。
再生しているのが圧縮音源がメインなので、 『AI-301DA』の音再現性によってそのせいでやや聴き疲れすることがあるというのはあるんですが、これはアンプの責任では無いし、むしろアンプの性能を示す事柄かと。
Bluetooth接続でiTunesで音楽を再生中に写真管理アプリのiPhotoを立ち上げると、なぜかホワイトノイズが全開で流れ出すという原因不明の不具合はあるのですが(爆)、その辺は一応気をつけて使っていきたいと思います。
現状は、かなり満足。