Goo Goo Dollsのアルバム『Magnetic(2013年)』。
スタジオ盤はここのところずっと4年間隔のリリースだったのだけれど、今回は3年で出してきた。
『Gutterflower(2002年)』以降のスタジオアルバム3作は、正直似通った曲が多い印象だったのだけれど、今作はバンドの方も心機一転したかったのかプロデューサー4人を起用してのアルバム制作だったよう。
1曲目の「Rebel Beat」から、重めのドラムサウンドでちょっと今までとは違う印象が。曲自体はそこまで新しいとは感じないものの(汗)。
しかし相変わらず捨て曲は少ないし、4曲目の「Caught In The Storm」などこのバンドらしいポップチューンも。
ただ残念ながらキラーチューンとまでいえるような曲が無いのは残念。
アルバム全体の完成度は、前作までよりははるかに良いと思うのですが、さすがに『Dizzy Up The Girl(1998年)』と比べられるほどではないなと。
ただ、払った代金分は返ってくる出来のアルバムだと思いますし、前作までとは違って次作にもちょっと期待したくなるようなアルバムの完成度だったと思います(笑)。