昨日は『ZOZOマリンスタジアム』で、千葉ロッテマリーンズ vs 福岡ソフトバンクホークスの試合を観戦。
この試合までにマリーンズは5連敗中。パ・リーグでの順位も最下位に転落。
しかも前日は、2点リードして迎えた9回表に抑えの益田直也投手がホームラン2本を打たれて試合をひっくり返されての逆転負けという、なかなかにイヤなチーム状況の中での試合。
打つ方はどうせ3〜7安打しか打てないだろうから、数少ないチャンスをどれくらい得点に結びつけられるかに注目するしかないというような気持ちでしたが(汗)。
最悪、日本に帰ってきたホークスの川崎宗則選手を観ようというくらいの心構えで(爆)。
で、この日は非常にマリンらしい強風の日。9〜13mの風が吹き続ける1日でした。
先発投手は、マリーンズ二木康太投手にホークス攝津正投手。
攝津投手は、去年まで5年連続で開幕投手を務めたホークスのエースにもかかわらず去年から明らかな不調で、今年もまだ未勝利な上に防御率も11点台(!)。
彼のようなコントロールのいい技巧派投手には強風は味方しやすい面もあるはずなので(変化球の曲がりが大きくなるので)、そこにも注目して観戦しようと思いましたが。
試合は、2回裏にマリーンズが田村龍弘捕手の2点タイムリーヒットで先制。
4回裏には、去年ホークスを戦力外になってマリーンズに入団した猪本健太郎選手のツーベースから、田村捕手の送りバント→荻野貴司選手のスクイズで1点追加。
個人的にスクイズという戦術は、失敗してしまうとかなりチームの勢いを削いでしまうものと思っているので成功したのは大きいし、観客席もかなり盛り上がった☆
5回表にホークス内川聖一選手のタイムリーで1点返されたものの、5回裏には4番鈴木大地選手のソロホームランで1点取り返すという、取られても取り返せているかなり良い試合展開。
まあ個人的には4番バッターが鈴木選手というのはどうかなとは思っているのですが???
もともと打順を固定する(出来る)タイプのチームではないし、ホームランバッターでない選手が4番バッターを務めることも多かったチームなので、現状で一番打てる選手が4番を務めているのは仕方ないのは理解しているのですが。
鈴木選手が1〜3番か6番あたりに収まるなら良い打線になるのでしょうが、現状クリーンナップを任せられるような好調の選手も少ないので(汗)。
マリーンズ先発投手の二木投手は5回98球1失点で降板して、6回にあとを受けたのはルーキーの酒居知史投手。
そして7回は、やはりルーキーの有吉優樹投手。
3点差とはいえ勝ちパターンの継投にルーキーをつぎ込んでくるとは、伊東監督もちょっとヤケになっているのかと思ってしまったけど(爆)、 酒居投手はここまで4試合を投げて防御率1点台。
有吉投手に至っては、シーズンでもすでに9試合を投げてまだ無失点(オープン戦から)なので、2人とも普通に勝ちパターンで使われる投手になったということなのかも。
酒居投手がドラフト2位、有吉投手がドラフト5位の指名。
有吉投手は、自分の住んでいる市の出身で同じ中学の後輩。大学卒から社会人野球を経ているのでもう26歳のオールドルーキーですが、なんとか良い結果が出続ければいいなぁと思っています。
去年パ・リーグの新人王を取った、北海道日本ハムファイターズの高梨裕稔投手もウチの近場の出身のプロ野球選手で、彼も中継ぎで結果を出してシーズン途中から先発ローテーションに入って勝ち続けての新人王だったので、同じような展開になればなぁとも思っていますが。
ちなみに有吉投手の入場テーマ曲は、猿岩石だった(爆)。
さてこの日の9回表のマウンドに上がったのは、前日に試合をひっくり返されてしまった益田投手ではなく、内竜也投手。まあ益田投手はしばらくラクな場面で投げて自信を取り戻した方がいいかもと。
内投手はヒット1本は打たれたものの、あまり不安感は感じさせずに試合を締めて終了。
4 - 1でマリーンズの勝利。やっと連敗が止まった(汗)。
ちなみにホークスの方で気になっていた川崎選手は3打数1安打1死球。攝津投手は4失点ながら8回を投げきっての完投。被安打7の3四球でしたがこの強風なら四球も多くなりがちですし、マリーンズ二木投手は5回を3四死球。
6回3失点でクオリティスタートになるのなら、8回4失点で悪い評価にはならないのではないかなとも。
この日はマリーンズにとっては非常に良い試合展開だったと思うのですが、明けて今日の試合は2 - 8で完敗……打てなくてしかも大量失点をするという今年のマリーンズの悪い試合展開そのまんまな試合だったよう。
ホークスはやっぱり地力が違うようで今年も優勝争いをしていくのでしょうが、マリーンズは効果的な外国人野手の補強など無いとちょっとAクラス入りも見えてこないかなぁというのが実感。
まあ、また観に行きます。